北欧への個人旅行10 DAY8(ストックホルム)

ストックホルムの最終日。

食に関しては、一人なのであまり充実度がないのだけど、ここのホテルの朝食に出てきたパリパリのスウェーデンソーセージやニシンの酢漬け/マスタード漬け、ブルーチーズが最高でした。ライブレッドも好きなので朝からしあわせ。目の前は湖なので朝日もきらきらです。眩しいくらい。

9:30にはチェックアウトをし中央駅にある大きなロッカーにスーツケースを入れ、野外博物館スカンセンヘ。Finally!

10時の開園と同時に入って見はじめるもまだ準備中だらけ。ここは、昔の北欧の生活を再現している野外博物館で、屋内には当時の衣装を来た人がいて説明してくれたり、編み物していたり暖炉を炊いたりを垣間見れるのです。もちろん建物だったり村(お店や薬局など)だったり農家といったところ。日本で言うところの民家園が近い気がします。ようやく1つまともに見れて面白くなったところで、北欧動物がいるエリアへ。ヘラジカやオオカミ、あとはポーランドにしかいないと思っていたヨーロッパバイソンもいた!美女と野獣の野獣って絶対これだよね。モデル。

あとは、何年か前にサーミの血という映画を見ていたこともあり、サーミ人のテントが印象的だった。スウェーデンに限らず北欧の古い建物をいろいろ見れたのが楽しかった。ただすごく寒かのだけど、時間があったらもっとゆっくりみたかった。

その次はプリンスエウシェン美術館へ。湖の目の前のロケーション、プリンスの描いた絵もよかったし、ピンクとブルーの部屋が観たくていったのでした。またこの時に展示していたエドワード バーン ジョーンズのThe Wheel of Fotuneが見事だったなあ。比較的小さい場所なのでさくっとみて、バーサ号博物館へ。

とにかく巨大。けっこう上から下までくまなく見ました。こういう船ってビルみたいなものなのだなあ、とつくづく。そりゃそうか。何ヶ月かの人の食料や水、そして生活ができるようにしているんだものね*。見まわったけれどガイドツアーに参加する時間がなかったことが心残り。もっとちゃんと説明を聞きたかった。

あと30分くらいしかなかったけど、すぐ目の前の北方民族博物館へ。民俗学的なものを調べていた時期があったので、もしかしたらこの博物館が一番好きだったかもしれない。生活にまつわるものやレースやらとにかく見たらキリがないくらい1日は確実に入れるところを30分という恐ろしくタイトスケジュールだけど、足早に、でも興味があるとことは貪欲にかけめぐり、3時過ぎに中央駅に戻り、地下鉄で最寄り駅まででて、バッタハムネン港に出る。

ホテルと移動が一緒って考えると意外に魅力的な移動手段の船。北欧の旅を計画しているときに紹介記事をみて、ぜひストックホルムーヘルシンキ間はこれにしようと心に決めておりました。主な船会社は二つあるみたいで、タリンクシリアとバイキングライン。両方ともヘルシンキの中心部に程近い港に着きます。日本から予約しておりバウチャーもあったので、陸上の窓口でチェックインできました。そしてすぐに部屋に入る。

シャワーもトイレもあるし、でも少し寒く、出発してすぐくらいに暖を取るためにベッドに横になったらそのまますっかり寝落ちしていて、目覚めたのは明け方直前でした。嘘でしょ。船の中探検したかったし、時間が合えばサウナにも入りたかったのに。

* 追記:よく考えたら冷蔵庫もない上、この広義の意味での地中海で何ヶ月分も漂うわけないわ(笑)土地への理解が追いついておらず太平洋横断を想像してしまった自分の浅慮であり、推敲技術が欲しいところ。


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