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未完成でも、知られてなくても、ベンチャーではたらく。

オンリーストーリーで働き始めて、1年以上が経ちました。toBの仕事、ベンチャーの雰囲気、経営者とのコミュニケーション…全部が初めてで当初は驚きばかりでしたが、少しずつ慣れてきました!

今回は、「本当はベンチャーと相性がいいのに、ベンチャーと縁がない方」に向けて、簡単にベンチャーで働く面白さと難しさを書き留めます!

就職や転職をお考えの方、ぜひご覧ください。


①自分の意見が全社に届く。

ベンチャーで働いていてもっとも魅力を感じる点は、ここ。自分の意見、選択、決定が及ぼす影響範囲がとっても広いんです。

例えば、今日会議で僕が意見を出すとその場で決定され、次の日から全社的にやろうとなるとか。普段からやりにくさを感じていた業務を効率化してみたら、それがいいものであれば周囲や全社ですぐに取り入れてくれるとか。

僕は、この影響度の大きさにやりがいみたいなものを凄く感じています。全社の例でいえば、意思決定と導入までのスピード感と強い改善思考もまたベンチャーの雰囲気の特徴であり、僕が好きなところです。


②ジョブローテ・チェンジが柔軟。

ここも、僕が好きなところです。

例えば、この1年半ちょっとの間に僕が関わったことを振り返ってみると…

【スタート】ライティング・取材
 →編集
 →ディレクション
 →事業責任者
  (営業・マーケ・制作)
 →営業チームのお手伝い
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【今】カスタマーサクセスチームのお手伝い
  +データ管理のお手伝い
  +事業責任者
  +他プロダクトフォロー 
etc

ざっくりまとめるとこんな感じで、短期間にもかかわらずいろんな世界を見ることができました。

はじめは周りにとっては苦だけど僕にとってはそこまで苦ではない程度だったライティングから始まり、編集、営業、CSとわたり歩きながら、都度自分がやりたいことをやったり組織にとって必要な部分を頑張ったり。

こうしてみると浅く、広く触れているだけにも見えますが、それぞれの時期に一気に没入し、アンラーン(学び直し)を繰り返し、別領域の経験や知恵、人を繋ぎあわせるような働き方が僕は好きです。


③上流から関わると、不満が消える。

ベンチャーは少数精鋭な体制であることが多く、弊社・オンリーストーリーもそうです。そのため、大手で働いていた時には見えなかった経営判断の裏側や経営者の心情、組織の仕組みに触れることができます。

例えば、先日クレドを刷新したのですがその作成段階から社長と話したり、オフィスを拡張する時にも拡張することの(あらゆる資源と想定を考慮した上での)メリット・デメリットを話し合ったり。

こうした場面に触れ続けることで、いま課題や不満があったとしてもそれは今後解決するためにあって、まだその旅の途中だから点で見てあーだこーだ言うだけっていうのはダサいなあと思い、それを一つひとつ良くしていくことも面白いなって思い始めてからは、前職等で一人の従業員として働いていた時に感じていた頃の不満はほぼ消えました。

いまは、逆にいろんなことを自分ごとに捉えすぎて、仕事増やしすぎて、意識して拾わないように、あるいは任せるようにしないといけないくらいです(笑)


④ルール・ロールモデルを作れる。

③で触れたことと関連するのですが、上流から関わるようになるとルールを作る側になれるので凄く働きやすくなりました。

もちろん責任は伴いますが、それを受け入れると意思決定に関わる中であらゆることが自分ごとになり、自責思考(⇄他責思考)が馴染んでくるので、不満が消えていきます。その上で、自分が良いと思ったことや周囲の意見の中で感じた意見をルールに取り入れて改善していけるので、凄く納得して働けています。

様々な意見を踏まえて改善をしてきて、いろんな福利厚生も揃ってきました。


加えて、オンリーストーリーには「成果からの要求」という合言葉があり、全社的なルールの中で解決が難しいものやパーソナルなもの等を解決したい・良くしたい時には、先に一定の成果を出すと社長に要求ができる制度があります。

僕は、この制度に則って複業+正社員という働き方を認めてもらいました。おかげさまで、いまはオンリーストーリーで週4働きつつ、複数社で採用広報や取材、執筆等のお仕事をさせていただいています。

そんな働き方をしている人は社内にはいなかったし当時は周りにもいなかったけれど、やってみたら凄く自分に合っていて、要求をしてよかったなと心から思っています。

たとえ前例やロールモデルがいなくても、そこに自分の意思があればロールモデルは創れる。それがまた、ベンチャーで働く魅力だと思います。


一方で、ベンチャーで働く難しさもいくつか。

①教わる人・ロールモデルがいない。

大手のような教育プログラムや体制、コンテンツが揃っているわけではないので、独学力や社内外への巻き込み力が求められる環境であると言えます。

ベンチャーでは全社的にも誰もやったことがないことを可能にしていくような日々を過ごしたり、世間的には目新しいようなものを扱ったりするので、社内にそれを完璧にできている上司がいるわけではなく、その上司と言える人もまた絶賛成長中だったりもします。

そのため、誰かが教えてくれる、何かをしてもらえるのを待っていると働きづらい、居心地が悪いと感じるでしょう。積極的に自ら考え、学び、行動を起こせる自走タイプの方、そうなりたい方でないとベンチャー環境は合わないかもしれません。


②知名度がない不遇の時代。

世に言う多くの企業も当初はそうだったように、数多の企業がまだ知られていないサービスを扱っています。ベンチャーの多くは、そのようなサービスを開発し、磨き、信念や意思を持って提供しています。

そうしたなかでは、人によっては現状に不満を覚える方もいるでしょう。有名企業、サービスが羨ましく映ることもあると思います。この時代を乗り越える、この時代を前向きに過ごすことってそう簡単なことではありません。

そんな時、僕の場合は自社が抱えるビジョンや価値観への共感であり、自分のキャリアへの納得感が支えになっています。


③変化を受け入れられないときつい。

訪れるフェーズごとに課題は変わり、働く人が増えるごとに状況は複雑になります。そうした中で、半年単位、1ヶ月単位、時には週単位で話している内容が変わったりサービス内容がブラッシュアップされたり。

この変化があるからこそスタートアップの成長って実現するのだと思うのですが、馴染めない人にとっては結構居心地が悪いこともあると思います。

もちろん、はじめはどんな人でもこうした環境に馴染むことは難しく、順応するまでにはある程度の時間や機会は必要だとは思いますが、そういう環境の先にあるものを望んでいない、あるいはそうした環境はもともとキツいという方にとっては、適した職場とは言えないかもしれません。


最後に

簡単ではありますが、いくつかベンチャーの職場をイメージいただけるように書いてみました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!


「意外とこういう環境の方が合うかも?」「面白そうだな」って思った20代の方がいましたら、ぜひ一度下記のイベントにお越しください!

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