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リモートワークの "罠" に要注意。初心者が心がけたい7つのこと。

コロナウィルス対策に伴い、リモート形式で業務に取り組んでいる方、これから取り組もうとされている方が増えているかと思います。

リモートワークに取り組んだことがある方はご存知かと思いますが、やってみて初めてわかるリモートワークの難しさもあります。

今回は、実体験ももとにリモートワーク時に注意しておきたいことをまとめさせていただきます。

最下部には、コロナウイルス対策のためにリモートワークを導入した企業や1200人以上がリモートワークで働くという企業の記事をピックアップしたので、そちらも合わせてご覧ください。


リモートワーク時に注意すべき7つのこと

リモートワーク時、注意しておきたいことが7つあります。

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ⅰ レスを速く!

前提として、リモートワークでは物理的に離れた場所でそれぞれ作業をしています。そのため、レスが返ってこない、あるいは大事な連絡なのに既読がつかないと、連絡を送った側は不安になります。社内にいれば声をかけに行けばいいけれど、リモートワーク中にはそうはいきません。

通常業務の際よりもレスを速くすることを意識したほうが、業務・人間関係ともにスムーズに回ります。


ⅱ 意図を汲み取り合う!

リモートワークでは、通常時よりもテキストベースのコミュニケーションが多くなるでしょう。対面でコミュニケーションを取るときよりも情報量が減ることで、誤解や齟齬が生まれやすくなります。

そのため、いつも以上にお互いの意図を汲み取り合う姿勢が必要不可欠と言えます。


ⅲ 集中空間を作る!

家でリモートワークをしてみて初めて、オフィスフロアがある程度業務に集中しやすい環境になっていることに気づく方が少なくないと思います。

そのオフィス以外で仕事をするとなると、オフィスで発揮していた生産性を再現するために集中しやすい環境を選ぶ、もしくは整える必要があります。

リモートワークに取り掛かるまえに周囲の環境をチェックし、集中できる環境を選ぶ、もしくは整えるようにしましょう。

※集中環境の条件については、下記のような記事も読んでみてください。


ⅳ 時間を区切る!

先輩や同僚とオフィスで働いているときよりも一人で業務に取り掛かっているときのほうが、作業時間が長くなりがちな人が少なくないと思います。

リモートワーク中こそ、時間と生産性を大切に。タスクや作業ごとにタイマーをセットし、業務時間を計りながら進めることをおすすめします。


ⅴ 体調管理を徹底する!

家にこもって仕事をしていると区切りを作りづらく、遅くまで仕事をしてしまうこともあります。しばらく外に出なかったり寝不足になったりすると、体調不良や生産性低下のきっかけに。

いつもと生活リズムが変わりやすいときほど、体調には気配りをしておきましょう。


ⅵ 一言添える!

先ほど「お互いの意図を汲み取り合う姿勢が必要不可欠」とお伝えしましたが、テキストベースのコミュニケーションが増えた際にもう1つ注意しておきたいことがあります。

いつもなら表情や声色で伝わる微妙なニュアンス・感情が伝わりにくい、という前提で関わるようにしましょう。

いつもは表情や声色で伝えている部分を言葉にして、いつもより一言多めに添えるくらいの意識でコミュニケーションを取ってみてください。


ⅶ データ・情報管理を怠らない!

オフィスフロアは、ある程度情報やPCが整理・管理された環境になっています。職場で使用しているPCやデバイスを持ち帰ることがなければ、情報漏えいや不正トラブルのリスクは限りなくゼロ。

一方で、リモートワークでは自宅や近所のカフェ、コワーキングスペース等で作業することになると思います。こうした際、業務で扱っているデータや情報の管理については、オフィスで働いているとき以上に注意を払う必要があることを忘れてはいけません。

※フリーWiFiを使用する際に知っておきたいリスクについては、こちらの記事がわかりやすいです。


集中力は伝染する?!

リモートワークをスムーズに行うために心がけたい7つの注意点について触れましたが、同僚と働く環境と1人で働く環境は大きく違うことが改めてお分かりいただけたと思います。

数ある違いの中でも、複数人と働くか…1人で働くか…この違いはとても大きい環境の変化です。

リモートワークをしてみて初めて、オフィスで働くことのメリットに気づいた方も少なくないのではないでしょうか。

例えば、こちらの記事。

より集中力を必要とする難易度の高いテストを実施している参加者が、隣の参加者の集中力を底上げしていることがわかったそう。しかも、画面だけを別々にしてお互いの作業が見えない状態で試した場合でも影響は変わらず。
つまり、集中力の影響が現れるのはテストの結果だけではなく、姿勢の印象や体臭に現れてもう一方へと影響を及ぼしている可能性が考えられるそう。

集中して働く人の姿を見て、自分の集中力も引き上げられるような感覚、あるいは刺激を受けるような感覚を覚えることってありませんか?

実は、これは「人の集中力が伝染している証明である」という研究結果もあるそうです。


そうした影響力を活用した好例に、エンジニアの「もくもく会」があります。

もくもく会とは、同じ場所に集まり、各自が勉強や作業を自由に黙々と進める会の総称です。名前の由来は「黙々と」から来ていると言われています。


一方で、自宅にいながら自習室のような緊張感を再現できる方法も注目を浴び始めています。

オンライン自習室とは、「Webカメラ」を活用して自宅にいながら自習室のような緊張感を再現できるツールです。学生から社会人、フリーランスまでさまざまな人が利用しています。

仕組みは非常にシンプル。ZOOMやスカイプなどのビデオチャットツールで、自分の作業環境をライブ放送するだけです。

①タスクを宣言する効果
②相互監視する効果


1人でリモートワークすることに慣れないという方がいれば、もくもく会やオンライン自習室を活用してみてはいかがでしょうか。


まとめ

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

今回は、リモートワーク時に注意しておきたいこととリモートワークに慣れていない方に活用いただけるアイデアをご紹介しました。


最後に、実際にリモートワークを導入している企業の生の声に触れることができる記事をシェアさせていただきます。

リモートワークに取り掛かる際や導入を検討される際に、ぜひご覧ください。


企業担当者さま、経営者さまは、ぜひこちらも合わせてご覧ください。






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