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クレド刷新から3か月。クレドを育てるためにやってきた6つのこと。

先日は、他者と働くなかで囚われてしまいがちな「納得感」について書きました。

不要な納得コストをカットできれば、それまで縛られていると感じていたいろんなものから放たれて、いま感じている働きづらさ・生きづらさから少し自由になれるかもしれない。案外、それらの「◯◯づらさ」は自分が作り出しているものだったりして。


この「納得感」は、対 ヒトだけではなく、対 組織・会社に対しても一つのテーマと言えます。

「なんでアイツが評価されているのか納得できない」
「どうしてそんなやり方をするんだろう」

そんなありがちな不満を解消できるのが、クレドの策定と浸透。


今回は、本業で勤めるオンリーストーリーで行われているクレドに関わる取り組みをご紹介します。


社長の言葉よりも強い「クレド」

オンリーストーリーには18項目に分かれたクレドがあり、社長を含めた全員がその指針に沿った判断、行動を心がけています。

昨年いまの形にクレドを刷新したのですが、その背景にはいくつかの理由がありました。

・成長と共に向き合うべき課題が変わった。
・社長、社員の視座が上がってきた。
・人が増えても、らしく働けるような準備を。
・もっと普段から口にしやすい言葉にしたい。


さらに、作成当時、熱心にクレドを作成していた社長はこうも話しています。

社長(自分)の言葉よりも強いものを作りたかった。

このクレドを前にすれば社長も社員も関係ない。フラットにコミュニケーションを取り、時にクレドを説明理由にすることで提案ができたり社長の意見を覆したりすることも可能です。

「◯◯さん(=社長。基本さん付けで呼んでる)。その話、クレドに沿ってないんじゃないですか?クレドで言うなら…」というように。


このクレドがあることである程度共通の背景や理由を共有でき、不要な納得感にとらわれる機会を軽減できています。


クレドの浸透を促す「クレド部」発足

現行のクレドに刷新されて少し経った頃、弊社インターン生からの提案で「クレド部」が発足しました。一言でいうと、社内にクレドの浸透を図る部隊です。

クレド部、そしてその影響を受けた各メンバーが実際に行っている浸透施策は以下の通りです。

①クレドカード
→クレドが書かれたカードを作成し、普段から目に見えるところに各自貼ったり置いたりしています。

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②社内コミュニケーションツール
→社内でよく使うピアボーナス®「Unipos」やコミュニケーションツール「Talknote」のなかでも工夫を各自凝らしています。

▼アカウントの名前の前に意識したいクレドを付ける。

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▼#評価基準のなかにクレドを入れる。

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③クレドインタビュー
→それぞれのメンバーがどのようにクレドを意識し、実践しているのかを聞いています!個性や性格によって視点が様々で、勉強になります。


④クレドタイム
→週次で行っている会議の場で、毎週クレドについて考える時間を設けています。例えば、先日はクレドを実践できている人からその他のメンバーに普段の工夫や体験談を伝える場を設けたり。
⑤クレド評価
→成果や実績に関する評価だけではなく、このクレドに基づいた評価制度も整備しています。


⑥番外編 ~ぎゃくれど~
→言葉を組み合わせたダジャレが好きな社長がある日言い出した名言「ぎゃくれど(逆+クレド)」。クレドを実践することが難しければ、クレドと逆の行動を思い浮かべ、それをしないように心がけようというもの。


以上が、弊社クレド部の活動でした。インターン生を中心に、いつも仕事の合間に集まって熱心に活動してくれています!


まとめ 

新しいことに取り組む、あるいは既存の物を変えていくというのは、スイッチコストがかかるし、浸透まで時間がかかります。

ただ、それがわかっていれば大丈夫。弊社では、いつも2点の対策をしています。

①担当者を必ずつける。
→当事者の熱狂を信頼して任せる。
②関わる人の導線に同化させる。
→無理なく使えて、自然と接触回数が増えるように工夫をしています。

何かご参考になれば、幸いです。


最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

クレドの浸透だけではなく、「緊急じゃないけど重要なテーマ」の周知・浸透に取り組んでいらっしゃる方がいれば、一緒に頑張りましょう!

やがて、それが"当たり前"になるその日まで!


Information

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