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SDGsによる障害者雇用のインパクト

結論:SDGsは国際法になり、現状では大半の企業が違法になる

こんばんは。ご覧いただきありがとうございます。
障がい者雇用の現場に15年働いている経験からこの記事を書いています。
今回はSDGsによる障害者雇用のインパクトについて書いていきます。よかったら、好き、フォロー、コメントなどしていただけると励みになります。よろしくお願いいたします。

1.問題になりそうな点

1.貧困をなくそう

1.1貧困のイメージ

SDGsの第一項目が今後大きな問題に日本ではなりそうだなと思っています。貧困をなくそうです。貧困のイメージというと、アフリカやカンボジアなど外国ではだしで歩く少年少女であったり、ものが食べれなくて飢えている人たちをイメージするかもしれません、日本の貧困のイメージというと、ホームレス、シングルマザー、最近だと東横の若いかたなんかもそうでしょうか。こういった方たちに対するNPOはあり、行政サービスもあり、なんとかしようとされて日々苦労されていると思います。

1.2ワーキングプア

アパレルでよく聞く話ですが、バングラディシュの安い工場で大量につくっているであったり、中国ですごい低賃金で働かされているであったりという話を聞いたかたもいるかもしれません。どこか外国の話かもしれません。しかし日本でワーキングプアと呼ばれる人たちは男性で25%、女性で40%いるといわれています。

2.障害者雇用だけの問題でもない

障害者雇用で人が定着しない問題の7割も賃金です。給料あがんない。なぜ社員と障害者で給料が違うんだ。よくある話です。しかし障害者だけでなく男性で25%、女性で40%が賃金が足りていません。年収が200万以下の方が約1100万人います。日本の労働生産人口が2021年で6860万人です。働いている人の16%強が貧困です。2017年統計では日本はOECD加盟国で7番目、G7で格差が激しいアメリカについで2番目に貧困立が高いです。

3.賃金を払わない先で起こる未来

まず、経済の展望として日本は人口がどんどん減少していきます。日本の消費がどんどん減っていくことを意味しています。早い話、日本だけをマーケットにしている会社は確実に衰退します。それと同時に起こることがあります。ISO14001のような環境問題についてクリーンである監査を受けている会社も多いのではないかと思います。ある時突然言われるわけです。おたくの会社で仕事をしている方の給与水準はワーキングプアになるのでうちとは取引できません。日本語でなんというかわからないのですが外資系の会社だと発注書などと一緒に必ずTerm &Conditionが設定されます。日本だと契約書が近いと思います。支払い日(末締め翌月末払いのようなもの)や商品の状態が悪かったら返品します、その際はいくらまで支払いますのようなものです。そこに含まれるのがもし、会社が奴隷労働をさせていたり、反社会的組織に利益を供与している、もしくは利益を受けている場合、取引を中止しますといった文言が必ず入ります。

ワーキングプアで働かせている=奴隷労働

そんな未来が2030年にきます。

4.問題点

まず、現状でも障害者を一定数雇わなけれなばいけない法律になっています。数だけそろえればいいというのが現状です。ですが8年後には国も法律を整備しないといけませんが国の福祉への支出を減らしていく現状を考えれば、必ず企業負担が増えます。ワーキングプアになりそうな仕事は外注するというのは一つの回避策として働くと思いますが、障害者は一定数必ずやとわなければいけません。一番難しいことは何か

どんなに仕事ができない人に対しても生産性のある仕事をさせなければいけない

障害者雇用の現場で自身も障害者ですがリーダーやマネージメントをやってたので難しさはわかります。どんな障害をもっていようと、コミュニケーションが難しかろうが、その人の生産性を上げた仕事をさせて、平社員と同等の給料を渡さなければいけない日が来ます。


5.解決策

まず、ロビー活動ができる企業の方はベーシックインカムを少額でもいいので実施するよう働きかけてください。年10万であってもその分企業が負担しないといけない金額が減ります。個々人でも自治体、政党、政治家にメールでもSNSのDMでもいいので送ってください。
次にトレーニングできる人材を確保してください。このトレーナーならこの仕事を0点の状態から平均で75点の合格点をだせるようにできるなという方が必要です。まともなトレーナーがいない状態になると仕事ができない人材でごった返すことになります。
最後に障害者のハラスメントが発生しても問題になります。勤務時間、セクハラと同等の教育を全社員研修を実施してください。

6.結論

SDGsの規定は法律のような規定になります。その第一条が貧困をなくそうです。これはグローバルルールです。パンダを輸入してはいけませんレベルの話になります。日本は人口が減少していきマーケットとしては終わっていきます。海外に活路を見出すしかありません。その時、会社で働いているパートの従業員がワーキングプアの状態であれば取引を失うことになります。障害者は国内法的に必ず一定数やとわなければいけません。障害者をワーキングプアで働かせると取引停止の恐れがあります。それを回避するには
1.トレーナー人材を確保する
2.全社員に障害者ハラスメント防止研修を行う

企業の負担を減らすにはベーシックインカムの導入が必須です。個人でもできます。SNSのDMで匿名でかまいません。個々でできるロビー活動をしましょう。

この話は2030年には達成していないいけない1つの問題にすぎません。

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