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自殺者が増えた問題について

こんばんは。いつもご覧いただきありがとうございます。このnoteでは障がい者雇用の現場に15年いる経験から書いています。スキ、フォロー、コメントなど頂けると励みになります。よろしくお願いいたします。今回は自殺者が増えている問題について書いていきたいと思います

1.増加に転じた

増えたことには変わりないのですが、グラフの読み方によると思います。こちら。2019年までは確実に減りつつあります。コロナ状況化が問題かどうかさておいて、自殺対策は一定の効果があったと思われます。女性の増加が問題なっていますが、男性も一定数います。このグラフをみるとリーマンショックあたりで増加がピークを迎え、あとは減少していることが分かると思います。コロナショックで株価は大分下がりましたが、現在は株価は高い状況です。経済はそこまで悪いのかどうかは判断が難しいところです。

2.自殺対策は引き続き必要です

とはいえ感染症より多くの人がなくなっているのは稀有な状態のようです。CNN。10月の死者数がコロナより多かったということです。自殺の多くは解決可能な社会問題であるという厚生労働省の見解もニュースで出ていました。コロナ状況化で劇的に自殺者がふえているかというとそうでもないということです。ですが、もう1年経ちました。今後もっと増えていくのか増えないのかは注視が必要かと思います。

3.日本のデータ開示は早い

Forbesより。感染者数の推移などをみるとアメリカ、ヨーロッパをはじめ諸外国のほうが状況は感染状況は酷く、たびたびロックダウンもされています。ですが海外ではコロナ関連自殺者数が増えているのかどうかの数値もはっきりと測定できていません。なのでこれが日本の政策の不備だと言い切れる状況にはないと思っています。政府が効果的な手段ができているかどうかの判断は難しいです。

4.経済を止めると人は死ぬのか

経済を止めると人は死ぬ論はなんとかショックが起こるたびに自殺者が増える問題になっていると思います。実際は雇用率の問題だと思っています。仕事をクビになってもすぐ仕事を見つかる環境にあると人、仕事が首になったけどまあなんとかなるかとなるか、もう生きていけないとなるか。この差は大きいと思っています。社会的セーフティネットをどうやったら活用できるかは知っておいて損はないです。

5.若者の自殺が増えている

厚生労働省の人口動態統計によると10代から30代の死因のトップが自殺です。これは医療が進歩している現代にとってはほぼ当たり前のことだと思うんです。病気で死ぬ確率が減ります。社会インフラが整っていると不慮の事故で死ぬ確率が減ります。そなると死因のトップが自殺になります。しかし、独立行政法人経済産業研究所によると女性と若者の自殺は増大しているとのことです。問題の根底は人とのつながりが希薄になったことだと指摘されています。お金ではないようです。

結論

自殺がとてつもなく増大しているわけではない。過去最悪の自殺数を記録したわけでもない。感染症より自殺が多いのは月の死者数の推移でみた場合である。経済より人とのつながりの希薄さで自殺している若者、女性が増えているのが特に問題である。人は他人の役に立ってる時に存在価値と幸せを見出すというのをアドラー心理学の本で読んだなと思いだしました。

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