カカイさんの院生自治会のパワハラ案件告発メール全文

自治会のみなさま

下半期が始まったばかりのご多忙の折、突然のメール大変失礼いたします。
カカイと申します。
6月まで自治会で主に裏方の仕事をしておりました。
その節は、活動へのご理解やご協力くださりありがとうございました。たくさんの院生の方々と交流する機会にもなりました。温かいお言葉も頂戴いたしました。それは私にとって救いとなっています。ありがとうございます。
なお、以下は、公的なものではなく、あくまで一院生という立場での私的な文章であるということ、多くの方には関係のない内容となること、心理的に読みにくい文章であること、どうかご容赦ください。

私事ではございますが、今年の5月にうつ病の診断を受け、現在研究活動がままならない状態となり、今年度の退学の可能性も出てまいりました。

精神科医の診断によりますと、自治会役員としての活動による心因性のうつ病の可能性が高いとのことでした。そこで、自治会役員の職を辞するようにドクターストップの指導も受けました。しかし、役員会全体としても部署としても人員に余裕がなかったため、働くしかありませんでした。今年度の総会で、役員の追加が提案されたのは、そのような背景がありました。

なぜ、心因性のうつ病になったのか、これは私の体験世界による説明モデルになりますが、私にとっては役員の活動の中で、一部の院生から半ばパワハラのようなものを受けてきたためだと感じています。

特に博士課程のみなさまにつきましては、おそらく自治会の活動に長く参加する中で、活動のあり方についての理想というものがあるのだと思います。その中には、活動をより良くするものもあったものの、一方的に役員の仕事不足を責めるものも多くありました。自治会のプロジェクトのあり方についてアンケートの設置と集計を担当していた私にとっては、本当に苦しかったです。特に、アンケート結果を教員に伝えず、自治会が握りつぶしているのではないかという陰謀論がアンケートの回答の中で届いたときには、博士課程の院生は神様なのかと、怒りと苦しみが限界に達しました。博士課程と修士課程の上下はないはずで、対等に話し合えるはずだという言説(その言説も私の傷を深くしました)もありましたが、私の体験としては、あくまで一部のではありますが、博士課程の院生に奴隷的な扱いを受けてきたと感じました。いや、金銭の授受が発生せず、最低限の生活の保障すらされなかったという点で、歴史的に見てどの国の奴隷制よりも非道な扱いだったといえるでしょう。

何度も息が詰まり、過呼吸になり、動けなくなったり、倒れてしまったり、食事がままならなくなったり、うなされて眠れなくなりました。体重も2割ほど落ちました。心臓の痛みもありました。公認心理師資格のための、外部実習中にも自治会の仕事は徹夜で行い続けました。実習中卒倒し、実習先に迷惑をおかけすることもありました。それでも限られた人数の中で、自治会の仕事をしてまいりました。相談先もわからないまま、助けてくれる人もいないだろうと、協働で仕事を進めていたとはいえ、孤独に苛まれていました。今でも院生の9割は敵だと思っています。今年の8月までの私の記憶は既に断片化しています。

アルバイトも細々としておりましたが、このような背景で職を辞することとなり、経済的にも不安定な生活が現在続いています。

私が死ねば自治会という組織が変わるのでは、自治会が廃止になるのではないかと、遺書を書いて自殺未遂をしたり、失踪したりすることもありました。どちらも失敗に終わりましたが。
おそらく、そのような背景も知らず、自分は博士課程だから、民主主義だからと落書きのように自由に意見をしていたのでしょう。愚かな修士課程の院生に、立派な自分が指導してやっているのだと独りよがりの「正義」を振りかざし、悦に入られていたのかもしれません。しかし、その言葉の数々に私は刺されていたのです。そして、弱く、愚かな私はそれに対抗する術はなく、傷つく一方でした。今でも入学当初ほど、頭が働かず、身体も動かず、満身創痍の状態が続いています。

ご自身のお言葉に、ご自身の行動に、責任をお持ちになってください。他者に対する想像力を働かせてください。

そしてどうか、2度と私のような院生を生むことの無いよう、役員の活動へのご理解、ご協力のほど、改めてどうかお願いします。
私のことに関してはもう過ぎたことでどうしようもありません。謝罪を求めているわけでもありません。そのような院生の方に謝罪されたところで、何も癒えません、研究活動に意欲的だった病前に戻れたら良いのですが、2度と戻れません。そこまで追い詰められたのです。これ以上、若い院生を壊さないでください。お願いします。

この先退学の可能性もあるため、このタイミングでのメールとなってしまったこと、どうかお許しください。
長文で読みづらいメール大変失礼いたしました。
満身創痍の私としては極めて微力ではございますが、みなさまの研究活動の益々のご発展をお祈り申し上げます。

メール全文以上なのだ。ブチギレて皮肉とわざとらしいクソ丁寧敬語満載なのだ。ストレス性の過活動膀胱になったことは恥ずかしいから書かなかったのだ。全部嘘のような本当の話なのだ。パワハラ博士には、学振取っているような奴もいたのだ。先生に愚痴ったとき「研究業績と人格は別だから」と慰められたけど、学振取れなかった人が居た堪れないのだ。

優しく見守ることしかできなかったという院生さん方からたくさんお見舞いメールをいただいたのだ。救われる気持ちになったのだ。パワハラ院生からは来なかったのだ。先生からはこのメールきっかけに、パワハラ院生からの仕返しが来るかもしれないから、院生室には近づかない方がいいかもってのと教室配慮するからねって言ってくださったのだ。それも助かるのだ。そして、これは研究院長案件という最重要案件として処理されることになったのだ。報われるのだ。ただその場ではカカイさん「刺されて自治会の膿を出せたら本望です」ってメンヘラアピールしてしまったのだ。先生曰く、「パワハラ受けたらすぐに誰かに相談して」ってことだったので、フレンズにはそうして欲しいのだ。

(最終更新:2021年10月3日)

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