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高校野球の出場辞退

いよいよ今週末から、プロ野球が開幕する。無観客ということで、メディアへの接触機会が増えそうだ。

広告を見ていても、DAZN JCOMなど各社積極的に活動中。

当然現地で見ることができないので、数万人が何かしらのメディアを通して観戦することになる。ビッグウェーブである。



一方、高校野球 夏の全国大会中止を受けての代替大会の続々と詳細が出てきている。千葉県「2020夏季千葉県高等学校野球大会」と銘打たれ8月開催。これで関東は、群馬、神奈川以外は詳細が出揃った様子。


しかし、この代替大会、喜んでいるのは、大多数が大人なのかもしれない。

私自身も大会実施が決まったときには、胸を撫で下ろした記憶があるが、参加を辞退する声が少しづつ聞こえはじめている。

高校野球の出場辞退 といえば、不祥事が定番だった・・

暴力事件(喧嘩 部長 監督の暴力)  万引  売春斡旋なんてものあった。でも今回は、同じ出場辞退でも事情がちがう・・・

 

3月から活動をしていない部活動。今日までの経緯でも紆余曲折があり、全国大会の中止が発表された5月で気持ちを切ってしまった生徒も少ない様子だ。


みんな喜んで最後の夏を満喫する。

後悔のない仲間との最後の夏。

3年間集大成。


これは、大人が思っているほど主役たちには響いていないのかもしれない。


しかし、しかしだ。折角の機会だ。

一生懸命やってきたとすれば、おとなになってこの日のことを必ず振り返り、仲間と幾度となく語り合うはずだ。

一人でも多くの球児が、きっと最後になるであろう「公式戦」を満喫して、最高の思い出を作って欲しいと思う自分も大人の側の考えの持ち主。

主役は、高校生。チーム内で意見も割れるかもしれない。よくよく考えて自らの「道」を決めて欲しい。

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