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利益を圧迫する「ムリ・ムダ・ムラ」をなくす引き算経営

約10年ほど前、廃業寸前でした。

小さなお店を運営するにあたり、やはり過信があったのかもしれません。
「小さいから大丈夫。必ずうまくいく。職人なら問題ない」

なんでも器用にできると思い込み、1人でも多くのお客様に来てもらい喜んでもらうため、沢山のサービスやメニュー、イベントを盛り込んだ。
従業員も大切な家族として。。。

結果は冒頭のとおり

その後経営の分岐点があり、ほとんどのことを辞めた。
(当時はいっぱいいっぱいで放棄したと言った方がいい)

今思えば「引き算経営」の始まりだった。

不思議なことに徐々にお客様で溢れ、求人の問い合わせや離職率も減り、店舗経営として当たり前を減らしたことにより「新たな価値が生まれ」逆に経営店舗が増えていった。

コロナ禍の今、新規のお客様数が異常だ。
おそらく何となく営業していたお店から、新たなお客様として当店に流れて来ていると推測。

創業当時危機に陥ったお店は今年で14年目に突入しますが、コロナ禍の今、多い時は1日に新規のお客様が5名ほどご来店。
(5席の小さなお店です)

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何年も積み重ねた「引き算経営」の結果が、緊急時に結果として現れた。

その原点は「ムリ・ムダ・ムラ」をなくす経営。


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