南国の味がする
親戚のおばさんが、宮崎産の完熟マンゴーを送ってくれた。しかも2つも。
勤めているお店のお中元のカタログで頼んだのを送ってくれたのだけど、箱を開けてその大きさにびっくりした。私はスーパーで安く売っている小ぶりで皮がオレンジ寄りの真っ黄色なマンゴーしか買った事が無かった。
テレビでは観た事があった。マンゴーを待ち構えているネット。そこに熟した真っ赤なマンゴーが自然と枝から落ちる。
完熟なので冷やして早速頂いた。
食べるに当たってマンゴーの切り方をネットで検索した。今まで、アボカドと同じに種に沿って半分に切れ目を入れて捻るものだとばかり思っていたのだが、違っていた。縦に3等分して、種の周りの身は包丁で削いで、左右の実を例の切り方をするのだ。
格子状に切り目を入れて、下から皮をグワッと押すやつ。
グワッ。
あー、これこれ。よく写真とかテレビで見るやつ!
…ん?何かちょっと不格好?バランス悪い?
…いや、違う。
実が大きくて果肉が分厚いから、ブロックが直方体になっちゃうんだ!すげー!
フォークで刺すと、熟れ切った実は簡単に皮から剥がれる。そうか、これだけ柔らかいんだからアボカドみたいに捻ったりしたら、せっかくの実がグチャグチャになって果汁が零れちゃうよね。
味は言うまでもなくめちゃくちゃ美味しかった。
濃厚で、心無しかバターのような脂っこい旨みさえ感じるような、甘い甘い果肉。
太陽の恵みの味だ。
種の周りから削いだ分はレモン汁を混ぜて冷蔵した。明日の朝ヨーグルトに混ぜて食べるのだ。
そしてこれが何ともう1個ある。
何と贅沢な…!
おばちゃんありがとう!!
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