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自己満足、でも一度きりの事だからね

地元に居る友達から、彼氏が出来て今年中に結婚するかもしれないと連絡が来た。少し前に地元で会った時は彼氏が居なくて出来たらいいな〜と言っていたので、おめでたい報告に嬉しくなった。
お式などはどうするのかまではまだ聞いていないけど、その子はほわほわしたとても美人な子で、どんなドレスを着ても似合いそうだな〜と勝手に想像が膨らんだ。

丁度昨日聴いたラジオで結婚式の話題が出ていたので自分の時の事を色々と思い出していた。
旦那は世に多く居るであろう男性のご多分に漏れず、興味が無いと言うか分からないから予算内なら好きにしてくれ、という感じだった。私としては変なこだわりを出されるより自分の好きに出来るから楽ではあった。
結婚式、披露宴ってこだわり出せばいくらでも費用が膨らむものだというのがやってみてすごくよく分かった。お金が無限にあるなら全部自分のこだわりを通せばいいけど、そうじゃないならどこを妥協せずどこを我慢するかという選択になる。

私はドレスは着たいものを着たかったし、装花はこだわりたかった。なので自分で作れるものは全部作って式場に依頼するより安く済ませる方向にした。招待状、席札、席次表と言った紙ものはほぼ自分で印刷したり手作りしたりしたし、お色直しの時の花冠とブーケも造花で自作した。私が正社員のフルタイム勤務でなかったから出来た事だとは思うけど、世界堂やユザワヤに材料を買いに行ってひとつひとつ作るのはとても楽しかった。めちゃくちゃギリギリまで作業してて家の中はしっちゃかめっちゃかだったけど…。
生い立ちムービーと最後のムービーも自分で作った。超絶機械音痴の私がよくやった方だと思うけど、今思うとあれこそ長尺過ぎて自己満足の塊だったな…ちょっと恥ずかしい。
でも何やかんや自己満足を詰め込んで、楽しかったなとは思う。BGMも好きな曲ばっかり流したし。

これを書いてて思い出したけど、色々ケチった中でケチらなかったのが当日の映像の撮影で、カメラマンの人が撮ってくれたものがDVDになって手元にある。写真はデータのみ貰って自分で現像することにしたのだけど、映像だけは親族や友人に頼むのも負担をかけて申し訳ないしプロに撮って貰った方がいいだろうとお願いしたのだ。
…そのDVD、結婚してやがて6年経つんだけど、まだ1回も観たことがない。
私が何度も観ようよと言ったのだけど旦那が恥ずかしいから観たくないと言って、私は私でひとりで観るのも何だかな〜と思って観ずにいる内に気付いたらこんなに年月が…。私も段々観るの恥ずかしくなりつつある。
…ウン万もかかったのに…笑。

まあここまで来たら結婚10周年とかまで温めておいて記念に観るのもありかな…。
多分披露宴の前に参列してくれた人にカメラ向けてメッセージ言って貰ったりしてるだろうから、それを今の今まで観てないのもどうかと思うけど…。

観たら多分、若…!ってなって笑えるんだろうな。

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