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思考の癖みたいなもの

あ〜せっかく毎日投稿してたのに日を跨いでしまった…

ぼーっとしてた時にふと思い出したのだけど、私には時々出る思考の癖みたいなものがある。
それは、「一番最悪な事態を想像してしまう」というものだ。
それは一旦考え出すとどんどん悪い方悪い方へと考えてしまうというネガティブ思考や心配症とは少し違っていて(まあ、ネガティブになりやすいしウジウジ心配するタイプでもあるけど)、突然凄く嫌なイメージが脳内に浮かんでしまうというものだ。

例えば駅のホームで電車を待っている時に、電車が来たところに突然おかしな人に背後から体当たりされてホームに転落したら…とか、そういう嫌な想像を唐突にしてしまう。勿論ホームに落ちた事も電車に跳ねられた事も無いのでどうなるかなんて分かる訳はないのだが、凄惨な状況やその瞬間の痛みを想像して一人で嫌な気持ちになってしまう時がある。

そういう目の前の状況から嫌な想像をする時もあれば、何の脈絡も無く想像してしまう時もある。
その多くは100%現実に起こり得ないとは言い切れない、けれどそうそう無いだろうという悲惨な出来事が多い。
自分でもどうしてそういう想像をしてしまうのかはよく分からないし、考え出すと本当に現実に起こるような気がしてきて不安になる時もある。
そんな時は、呪文のように頭の中で唱えるようにしている言葉がある。

それは、「自分ごときが想像し得る事が現実に起こる訳が無い」というものだ。
実際生きていれば何が起こるか分からないし、何か起こる時は大抵思いがけず降りかかるものだと思う。だから、自分の想像の範疇にある事など現実に起こる訳が無い、と思う事で心を落ち着ける。更に言えば、「あ、今思い浮かべちゃったから、これはもう現実には起こらない、良かった良かった」と強引に自分に言い聞かせる。
これらの言葉は私にとっては一粒の精神安定剤みたいなものなのかもしれない。

物騒な想像をしないで済むならその方がいいのだが、浮かんでしまうものは仕方無い。
そうして寝ている間にもしかして…と嫌な想像をしてしまうから、今日も私は何度でも玄関の鍵が閉まっている事を確認してしまう。(まあこれは防犯上気を付けるに越した事はないのだけど)

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