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できれば脳内お花畑気味でいたい

今日はいい天気だったので洗濯も外に干せたし布団も干せた。前の敷布団は正にせんべいぶとんって感じで薄くて軽くて干すのは楽だったけど、この間新しく買った布団は綿が詰まってしっかりしているので結構重たい。ベランダに干す時いつも、「いつか足が縺れて布団もろとも階下に落下するのではないか」という恐怖が付きまとう。勿論ベランダの手すりの高さ的にそんな簡単に人が落ちる訳はないのだけど。

「こうなるかも」という恐怖は気を付けないと起こる可能性のある程度高いものから、多分ほぼ起こり得ないだろうというものまで様々ある。例えば道路で左右の確認をちゃんとしないと車に轢かれるかも、というのは割と日常に高い確率で潜む危険だ。

昔からふとした時に「もしこうなったらどうしよう」という怖い想像が頭を過る時がある。それは割と起こる可能性が低いものが多い。以前住んでいたアパートは2つともエレベーターの無い物件だったけど、今のアパートにはエレベーターがある。エレベーターに乗っている時にふと、「もし目的の階に着いてドアが開いた時に目の前に殺人ピエロが立っていたらどうしよう」と最近たまに考える。どうしようも何も多分そうなったらもうどうしようもないのだろうけど、何故私は飛躍した映画じみた想像をしてしまうのだろう。ホラーやスプラッタものの映画なんて苦手だからほとんど観たこと無いのに。

嫌な想像、凄惨な想像をする時というのは精神的に参っているのかそれとも特に因果関係は無いのか自分ではよく分からない。でもそういう想像をしてしまう時は大体、すごく嫌なのにその想像を止められなくなってしまう。

どうせ有り得ない想像をするなら、もっとハッピーな想像をしたい。子がベランダに出来た何かの影を見て「お目々とお口みたい」と言っているので見てみると確かにバランスは変だけど光が差した部分が目と口のようで笑っている顔のように見えた。子供は無機物に顔を見出す性質があるらしいけど、私もそのくらい特に意味が無くて平和な想像をしたい。
何なら、小さいおじさんとか現れて欲しい。
…いや、小さいおじさんでも多分ビビって叫んじゃうな…。

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