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2023/5/17 ラジオの相談コーナーで思うこと

本日も不調が続いている。

運動は金だから、午前中ホットヨガに行こうと思っていたのに、子どもを保育園へ送ったあたりから気分が悪くなりキャンセル。
急な気温差のせいだろうか。
仕方なく家でゆっくりすることにした。

洗い物をしながら好きなラジオの相談コーナーを聴いていたら、リスナーから寄せられたお悩みが「職場で怒られた時に泣いてしまう」というものだった。

相談者は20代前半だったが、ラジオのパーソナリティからの回答はなかなか手厳しかった。

職場で自分のできなさに意識をフォーカスするな、自分のことを考えて泣いている困った人と思われるようになるよ、とのこと。
できないなら、どうしたらできるようになって周りの信頼を勝ち取るかにフォーカスすべきなのに、そのままだと周りの人に負荷がかかってしまうと。

正論だと思う。

でも、37になってもそれができない人間がここにいて、同じ理由で今、休んでいる。

わたしは休職する2ヶ月前に未経験の部署に異動になり、教われる先輩もおらず、前の担当者が残したマニュアルだけを頼りに仕事をこなしていた。
上司はフォローしてくれたし、分かる範囲では質問に答えてくれ、手伝ってもくれた。
けれども、時短勤務かつ子どもが頻繁に熱を出して仕事に穴を開ける私のフォローに疲れた様子を見せ、だんだん当たりが強いと感じる時も出てきた。
肩身の狭い思いだった。

そんな中、繁忙期を迎え、トイレに立つのも惜しいほど時間に追われ仕事をしていたが、マニュアルを見ても上司に聞いても解決できない事案が起き、別部署に異動した以前の担当者に問合せの電話をかけた。
明らかに教えてもらっていない事だったけれど、彼女からは「自分で考えてやってください」と言われてしまった。

彼女自身、異動したばかりで気持ちに余裕がなかったのだろうが、その言葉で心のドミノが崩れた。

その後の上司とのミーティングの席で、涙が出てしまった。
トイレに立つも涙が止まる気配もなく、30分くらいは出られなかった。
マスクをしているとは言え、明らかに泣き腫らした顔でオフィスに戻った。

屈辱だ。
なぜ私の感情は、私をこんなに惨めな存在に陥れるのだろうと、いつも思う。

どれだけ勤務態度が真面目でそれまでの評価が良くても、「職場で泣いてしまう人」になったら周りからナメられてしまうことは、自分でも分かっていた。
37にして、異動先でナメられる存在になってしまったことがショックだった。

それから数日の間は、少しでも揺らしたら水が溢れてしまうコップのような状態で仕事をした。
トイレや帰りのバスで泣いた。

朝起きれず有休を使った日、心療内科へ行った。
本当にあっさりと診断書が出た。

休職開始から8ヶ月が過ぎたが、復職し、元気に働ける自分の姿はまだイメージできない。

「異動先で泣いて2ヶ月で休職した人」という、さらなるナメられステータスを獲得してしまっているから、心のハードルはさらに高いわけで。

私もきっと、自分にフォーカスし過ぎなのだ。
でも物心ついた時からずっとこうだから、どうすれば違う自分になれるのか、分からない。

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