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春日山原始林

841年より聖域となり狩猟・伐採が禁止され守られてきた原始林は、自然崇拝に根ざした日本人の宗教観を表す顕著な例として、遺産価値が認められました。

写真は春日山遊歩道より撮影。






近鉄奈良駅からほど近い場所に、1000年以上手つかずの原始林があるというのは驚きでした。過去の先人たちが守ってきた人類共通の遺産を、次の世代へ伝えてゆくことを目的とした世界遺産。観光地として脚光を浴びることを目的としているのではないということは忘れないようにしたいと思います。


記事の内容については、「世界遺産学検定 公式テキストブック1 概論+日本の遺産(講談社)」および「すべてがわかる世界遺産大事典<上>第2版(NPO法人世界遺産アカデミー)」を参照しました。

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