見出し画像

YouTubeについて(その2)

YouTubeについて(その1)を書いて、その記事をフェイスブックの「コミュニティデザイン部」にシェアしてみました。これはフェイスブック上にあるグループであり、「大人の部活」のような場です。この部活がどう生まれたのかについては、別の機会に書こうと思います。

いずれにしても、コミュニティデザインに興味のある人達が集うグループにシェアしたところ、たくさんのフィードバックをいただきました。ありがたいことです。

◆動画の内容

事前にウェブサイトを見て回った際、YouTubeにおいて「旅」シリーズはあまり人気がないという記事を多く見かけました。ところが、コミュニティデザイン部のメンバーからは「旅の動画も楽しみ」という意見が多く寄せられました。これは意外でした。仕事柄、全国各地をお邪魔することが多いので、その際に動画を撮影して投稿してみようと思います。

「書籍紹介」も人気でした。読んだ本のなかで印象深かったものを紹介していく動画ですね。実現させたいと思います。あとは「対談」も求められているようです。面白いなと思う人と対談する企画も考えます。書籍と対談を組合せて、「著者に聞く」みたいな対談企画も良さそうですね。本を書いたことがある友人が何人かいますので、彼らに本を書くことになったきっかけとか、出版した結果の反応などについて聞いてみたいと思います。

あとは「日々考えていること」を短く動画にすること。確かに、ふと思いつくことがあったりしても、「わざわざ文章化するまでもないかな」と思っていると忘れてしまうことがあります。そういうことを動画か音声で記録しておくと、YouTubeで発信することができますね。

そして、難しい話を面白く話して欲しいという意見もありました。これも興味があります。難しい本を我慢して、いろいろ調べながら読み進んだときなんかは、「これってもう少しわかりやすく面白く伝えられるんじゃないか」と思うことがあるんです。そういうときに動画を撮影してみたいと思います。

◆動画の質

動画の時間は10分くらいがいいとのこと。家事とか仕事の合間にちょっと観るくらいがちょうどいいようです。また、ずっと見ていなくてもいいように、ラジオのような番組にしてもらえると助かるという意見もありました。視覚障がいの方もそのほうが助かるだろうとのこと。確かにそのとおりですね。映像ではあるんだけど、そこに映し出された図などがないとわからないような話は避けるようにしたいと思います。

そもそも、講演などでパワーポイントを使うようになってから、投影される図や写真に頼って話をすることが多くなりすぎました。これでは自分の話術が高まらない。いや、別に話芸を磨くことが目的ではないのですが、落語家さんの話し方を見ていると憧れることがあります(桂枝雀さんが最も好きな落語家です)。大道具や小道具も使わず、パワーポイントも使わないのに情景を浮かび上がらせる話術。あれを見習わねばと思うからこそ、YouTubeではパワーポイントも使わず、ラジオ的に、画面を見ていない人でも聞いていられるようにお話したいと思います。パワーポイント付きの話が聞きたい人は、講演会とかウェビナーとかにご参加くださいw。

あとは「無編集の動画でもいいんじゃないか」という意見がありました。それは理にかなっている気がします。これでも一応デザイナーのつもりですのでw、アドビのソフトは一通り持っているのですが、プレミアプロとかプレミアラッシュとかを使って編集するとまとまった時間が必要になります。そう考えてしまうだけで「ああ、今日は編集する時間ないな」ということになり、撮影した動画ファイルがどんどん貯まってしまうことになりかねない。それよりは、編集せずにどんどんアップしていくほうが、頻繁に動画を撮影できそうだし、「アップしよう」と思えるような気がします。

カメラも凝ったものを使わないで、普段オンライン会議しているカメラを使って撮影するつもりです。外出しているときはスマートフォンで撮影する。マイクも無し。それくらい気楽に撮影するほうが、長続きしそうな気がします。ネットを見ていると「サムネイルが大切だ」という意見が多いのですが、僕の場合はきっとサムネイルも作らずに撮影できたらそのままアップするということになりそうです。

YouTubeをやろうと思ったきっかけのひとつは、「まちづくりのための情報発信と資金捻出が可能か」という実験をしてみようというものでした。でも、そのためにチャンネル登録者数や再生回数/時間を闇雲に増やそうとする気持ちにはなれません。むしろ、興味のある人がひっそりと見ているチャンネルというくらいが好みです。それを淡々と続けていく。それでは資金捻出の実験にならないんですけどね(^_^;)。

ということで、サムネイル無し、効果音無し、編集無し、タイトル画面無し、音楽無し、図版無しの、さっぱりとした10分間の動画を提供することになりそうですw。もうしばらくお待ち下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?