見出し画像

こどもが教えてくれたこと、女子高生がラインで使う魔法の言葉。

ねえママ、ぴえんって知ってる?

なんやそれ?なんか泣いとるみたいや。

高校生の言葉って抽象的で大人にはわかりにくくて、おもしろい。


ないもの探しは得意なんですよね、

欠陥がないのが普通の国で育っているから、欠陥はすぐ見つけられる。


小さい頃から忘れ物が「ない」か、

時間に遅れて「ない」か、

間違えた答えをしてい「ない」か、

人に迷惑をかけてい「ない」か、


いまここにあるものを意識していないと

「ない」の沼に落とされて、

ただでさえ傷つきやすい思春期の

自己肯定感はこっぱみじん。


これを救うのがぴえん。

ぴえん、ってラインでつぶやいて

それでもダメならぴえんぴえん、って。

わたしには大丈夫だよ。大丈夫だからね。って聞こえます。


うちの高校生に教えてもらいました。

ママ、笑って。ぴえん、って言って笑っててよ。

そう聞こえます。


お盆を前に大切な友人や両親に会えたら

きっとこんな気持ちになるだろうな、と

みずのさちこさんの記事を読んで感じました。



会いたいな、遠い家族に。友達に。

大切な来客があったら

きっと同じように嬉しい気持ちになるだろうな、と思いました。


スコールみたいな雨に紛れて、

今なら一人で泣いてもいいかな。

自分でもびっくりするぐらいだった。

涙が出て耳がぼうっとするくらい泣いてしまった。

ぴえん。


きっと雨は上がる。

そしたらまた会いに行こう。

だからその時まで元気でいて。

大切な人だからこそ、

今は会いに行かないと心に決めた。


元看護師。元某美容部員。アロマセラピー、石けん生活、ハーブのある生活、こどものおやつ、日々フランス家庭料理を楽しんでいます。転妻。金沢、つくばを経て大垣在住。