転勤族による転勤族談義 2
私自身、静岡市に生まれ。同じ土地で、結婚までの26年間を過ごしました。
身近な転勤族といえば、父の弟。
叔父が、大手ビールメーカーにお勤めで8~10年に1度転勤をしていました。
叔父の妻の口癖は「転勤をすると儲かる、贅沢が出来る」でした。
転勤の基礎知識と言えばその程度で、23歳時に出会ったのが夫です。
彼は、全国転勤のある仕事で、3つめの赴任地沖縄に住んでいました。
私はといえば、静岡のダイビングショップツアーに参加して、沖縄に。
当時、沖縄に赴任中だった彼と、同じダイビング船に乗り。
無駄話をしている間に、地元が同じ事、同級生であること。
共通の友達が居ることが分かり、連絡先を交換したのが馴れそめです。
2年半の交際期間を経て、夫の転勤のタイミングで結婚を決め。
広島で、新婚生活をスタートしました。
結婚直前には、
「転勤族大変だぞ、辞めておくなら今の内」
「やっぱり、苦労させたくないから結婚やめとこうか」
などと、紆余曲折の上でのゴールでした。
静岡から、広島にもっていく荷物を用意する際。
夫が言ったのが
「家具は要らない、もってくるな。転勤の邪魔だ」
「荷物はヤマト急便の一人の引越で。それ以上の荷物は捨てろ」
「嫁入り道具とか、そんな甘い物は諦めろ、転勤族には不要だ」
そう、皆さんが想像している転勤は上場企業にお勤めの
ごく一部の転勤族の転勤です。
皆さんの転勤族のイメージって、こんな感じでは無いでしょうか。
転勤時には、奥様は何もせずオールお任せのお引っ越し。
引越の時は、新幹線や飛行機で悠々移動。
宿泊は高級ホテルで会社のお金で泊まる。
引越に必要な雑費も、十分支給される。
車は、レッカー移動して貰って手間なし。
プラスα
引越後も荷物をタンスや棚に戻してくれるので、
直ぐに元通りの生活に戻れる。と思って居る方もごく一部。
他にも意外と多いのが、赴任期間がきっちり決まっていると
思う方です。ご近所に引っ越しのご挨拶に行くと。
「いつまでいらっしゃるの?」と聞かれます。
やっと、大変な思いをして家の中はまだゴチャゴチャなのに。
次の引越聞く?鬼?悪魔?地獄へ落ちろぉおおおおお!!!
と思うのですが。彼等は悪気は無いのです。
ほぼほぼ、次の転勤なんて決まってません。
目安になる、赴任期間「大体2~3年で異動」という物はありますが。
これが、職場の都合で6年になったり、1年になったりするのです。
酷い方になると「次はどちらに行かれるの?」って聞いてくる。
シティーハンターのハンマーでぶん殴りたくなるのを押さえて、
にこやかに笑って「決まってないんですよ」と答える。
転勤族なんてそんなもんです。
しかも、引越費用は全額負担して貰える職場は稀です。
飽くまでも、私の周囲の転妻さん調べなので違うかも知れませんが。
ほとんどが、職場の転勤規定(距離や、家族の人数等)での支給になり。
赤字が出るのが転勤です。酷い企業では、転勤費用本人持ち。と言う所も。
ほとんどの奥様が、必死に転勤の荷物を箱詰めしています。
そして、荷物を減らす為に捨てる、捨てる、とことん捨てる。これです。
少し余裕のある、赴任費用が出る方で一箇所の赴任期間が長いと
「家は転勤したら、ソファーと机とカーペット買って、引越の時に捨てる」と仰る方もいます。大体、一箇所8~10年いらっしゃる方が多いかな。
1~2年で転勤する方は、家具すら持たない確率が高いです。
引越業者に頼んでも、引越の度に邪魔になるし、新居に置けないとか。
毎度、傷を付けられてボコボコになって、捨ててしまって買ってない等。
悲惨な理由から、家具をもたない事がほとんどです。
そんな転勤族、悲喜交々をこれから書いていきたいと思います。
もし、興味があるよ。読んでみたいよ!という方は、イイネいただけると励みになります。興味持って貰えない気がしてます(汗)
あと、こんなこと聞いて見たい、書いて欲しいというリクエストがあれば
コメントいただければ転勤族目線でテーマにして書いてみますので良かったらコメントくださいませ。
では、今日はこの辺で。
大変光栄です!ありがとうございます❤️