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デジLIGイベント「地方でWebクリエイターとして働くのって、ぶっちゃけどうですか?」に参加しました。

こんばんは。まゆと申します。広報として働きながら、Webデザイナーを目指して日々勉強をしています。

昨日はデジLIG主催のイベント「【デジLIG特別トークイベント】先輩移住者に聞く!地方でWebクリエイターとして働くのって、ぶっちゃけどうですか?」に参加してきました。

私自身、Webデザイナーの勉強を始めた理由が「好きな場所で働きたい」だったので、今回のイベントは開催前からとても楽しみにしていました。

自分の備忘録として、今回のイベントで特に勉強になった3つのポイントについて書き留めておこうと思います。

イベントのゲストはシンス株式会社代表の越水大輔さん(@kossymiz)。関東から福岡に移住され、現在は中小企業向けにホームページ制作とWebマーケティングの事業をされています。

1. 地方で仕事を獲得するカギは「発信力」

越水さんが福岡で仕事を獲得するために取り組んでいたことは、「自分が体験したこと、やってきたことを発信しつづけること」だそうです。

越水さんが福岡に来た理由は、奥様の地元であったため。移住してきた当時、知り合いはいなかったので、情報発信に力を入れていたそうです。

イベントやセミナーに参加をしたら、学んだことを言語化し、ブログにする。そしてTwitterやFacebookで「書きました!」と発信する。

そうすると、主催者や登壇者、参加できなかった人などが見てくれて、そこから仕事につながることが多かったそうです。

自分の存在を知ってもらえていないのは、いないのと同じ。

越水さんの、この言葉がとても印象に残りました。

作品がいくら素晴らしくても、存在を知られていなければ仕事になりません。もちろん技術力を磨くことは大切ですが、まずは知ってもらうこと、そのための発信力が特に大切だと学びました。

今まで私は自信がなく、あまり発信ができていませんでしたが、なんでもいいからまず言語化して発信してみる癖をつけていこうと思います。文章を書くのは難しいですが。。

「周りの人にプラスになる内容は何か」を考えていくフェーズはその次にして、発信していく中で考えていけたらなと思います。

2. 会社員・フリーランス・経営者。 それぞれのいいところ・大変なところ

会社員、フリーランス、経営者。今までに三つの働き方を経験されている越水さん。

一概に「この働き方が一番いい!」ということはなく、人によって合う・合わないは異なるという前提を踏まえて、越水さんが感じられているそれぞれのメリット・デメリットをお話しくださいました。

【会社員】

・基本的に分業で、自分の果たすべき役割が明確。そこに集中できる。

・安定感がある。給料が毎月入ってくる。そのため、失敗も含めて楽しめる。

・チームで進める、分かち合える楽しさがある。

・自由度は低い。


【フリーランス】

・自由度が魅力。

・報酬はやっただけ返ってくる。

・分かち合いの場が少ない。他社とチームで働くことはあるけれど、あくまで財布は別なので、「同じ釜の飯を食ってる感」は感じられない。

・仕事の仕方が労働集約型なので、仕事をやらなければお金が入ってこない。→不安で常に仕事をして自由な時間がない、というケースも多い。


【経営者】

・メリットは「圧倒的に成長できること」

・社員の生活に責任を持つことになるので、成長せざるを得ない。→大変さがあるから圧倒的に成長できる。

・「自分のために」より「人のために」が大きくなった


私は現在会社員で、将来フリーランスになりたいと考えていたのですが、冷静に考えると会社員としてのメリットは大きいなと感じました。特に、「失敗も含めて楽しめる」というのは今の私にとって大きいな、と。いつ食べていけなくなるか分からないという不安を抱えて生活していくのは、精神的にくるものがあると思います。

私は社会人2年目で、仕事のやり方を覚えている段階なので、「まずやってみよう」と安心して挑戦できる環境があるのはすごくありがたいです。なので、会社員=ありがたい環境であることを忘れずに、会社にいるうちに沢山失敗して、学べることは全て学び切るという姿勢を忘れないようにしようと思います。

また、フリーランスは自由に時間が使えるイメージがありましたが、不安で仕事をできる限り抱えてしまう方も多いと知りました。

今の広報の仕事でもWebデザインの勉強でも、「コントロールする力」をいかにつけるかを考えて取り組むことが、フリーランスになるためには大切だと知りました。苦手分野なので、仕事のコントロールが上手な人の進め方を吸収して身に付けたいです。

3.地方Webクリエイターは不足している!今のうちに先手を打つべし!

越水さんから見て、コロナ禍で住む場所に縛られず働く流れは加速しているそうです。現時点では、関東より地方の方がWebクリエイターが不足しており、Webクリエイターを求めているお客さんが「いい」人に集中して列を作っている状態。今のうちに先手を打って動いていくことが大切とのことでした。

とはいえ、地方に行けば仕事が降ってくるわけではもちろんなく、まずは地元の方の信頼を得ることから始まります。

まずは東京からの仕事をクラウドソーシングで受けつつ、地元の方と関係性を構築していく。その中で地元の方の信頼を得て、仕事につなげていく。これが、地方で仕事を獲得していくための一つの流れだと学びました。そして、地元の人と関わっていく覚悟を持つことが何より大切!!

また、地方でのWebクリエイターの仕事は、街に対して自分が貢献できる度合いが高く、街おこしの要素を含んでいるとのお話がありました。これは地方ならではのやりがいだと思いますし、大変だと思いますが実現できたらすごく面白いなと思います。

まとめ

今回のイベントを通じて、地方で働くための道筋をイメージすることができました。そして、私自身が、ぽやぽや〜と田舎で暮らしたいな〜と考えていて、目指したい像が全く明確でないということに気づけたことも大きな収穫でした。

まずは「私がイメージする田舎・地方とは?」を明確にしたいと思います。お試し移住、いろいろしてみたいです。

理想とする働き方が実現できるように、これからもWebデザインの勉強と発信を頑張りたいと思います。

とても勉強になるイベントでした。ありがとうございました!




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