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「家族信託」の手続きは自分でできる?? 公証役場へいくまでの3つのステップ

毎日更新ブログ457日め

あんしん老後と幸せ相続
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「家族の終活」コンダクター

笑顔をひろげる司法書士事務所
ともえみの
山口良里子(やまより)です

親のこれから、死後のこと
自分のこれから、死後のこと

なんだかチョット
気になるあなたのために
毎日ブログを書いてます

【よくある質問】
「家族信託」の手続きは自分でできる??

家族信託は「公正証書」でつくると聞いて公証役場へいったら

「まずは専門家に聞いて
設計してもらってください」と
いわれたというお客様


確かに
「家族信託」は
「公正証書」でつくるのですが

公証人の仕事は
「家族信託の契約」を
「公」に「証明」すること

だから
「家族信託の内容」を
ゼロから相談にのって
ゼロから作っていくことは
できないのです


「家族信託」の契約には
家族のこれからを
左右する効果があるので

たくさんの検討事項や
実行項目がありまして


ネットに落ちている
ひな形に
名前と金額を入れて
はい完成

というわけにはいかない

ので
かならず
専門家へご相談されるのを
おススメします


ちゃんとした専門家なら
「家族信託がいらない」ときは
「いらない」と教えてくれるので

まずは
相談してみてください

公証役場に行くまでに
必要な3つのステップ

家族信託の手続きの流れ

公証役場へいくまでには


1)信託の設計をして

2)信託の契約書をつくって

3)公証人との調整

という3つのステップが必要


1)信託の設計をするには?

「ご家族の状況」を調査して

戸籍をとったり、住民票をとったり ヒアリングしたり

「財産の状況」を調査して

登記簿を調べたり

「やりたいこと」や
「心配なこと」を整理して

それぞれの
「ご家族ごと」の
「リスク」を見極めて

それぞれのご家族に
ぴったりな対策を選び

そのうえで
ようやく始まる
「家族信託の設計」


税務面での問題がないか
心理面での問題がないか

実際につかいこなして
もらえるか

それから
それから

イロイロ
調査とチェックを
繰り返していく


そうして完成した
設計内容をご提案して


それを家族会議に
かけてもらって

固めていく
ココが一番のキモ!


2)契約書の作成


設計図が固まったら
やっとそれを
文案に起こして
契約書に仕上げて

出来上がった契約書を
ご説明して
さらに修正して
ようやく完成\(^o^)/


3)公証人との打合せ

完成した契約書を
公正証書にしてもらうために
公証人と打合せ
調印日程をきめていきます


ここまできたら
もう後は流れに身を任せ‥

というわけにはいかない

公証役場での
「手続き実行」まで
親の判断能力が
しっかりしているか???

めちゃめちゃ多いこの質問!!!


心配している間に
相談へいくほうが早いです

家族信託は
申し込みから実行までに
時間がかかる


だから早めの相談で


親の判断能力が
低下してきた

コロナで外出禁止
施設の面会もままならない

そんな今だからこそ
早め早めの相談で

「わが家に家族信託が必要か?」
「必要でないか?」
を見極めましょう

ではまた明日