稚内のホテルペア招待券が当たってしまったので急遽北の国に行くことになった話〜口説き編〜
〜旅程編〜を書こうと思ったんですけど、その前に急遽なんですけど〜口説き編〜。
当選のメールが届きまず考えたのは「さて、奥さんにはどうやって説明したものか」ってこと。
「当選した!」と伝えるのはもちろんだけど、過去に苦い思い出があるのでそこは慎重に。
それは数年前に今回と同じように「ペア宿泊招待券」が当選したことがあり(たしか沖縄だか石垣島だか)、行く気満々で報告したらものの見事に却下されたという経験。
もちろん理由は「交通費いくらかかると思ってんの問題」笑
今回はその二の舞を踏まないように慎重に話を進める。一応学習能力あり。
考えられたケースは次の3つ。
①「やったじゃん!行こう行こう!」
②「交通費いくらかかると思ってんの?」
③「交通費かかるしひとりで行ってくれば?」
②は絶対避けなければならないのは言うまでもなく、③も引け目や負い目を感じながらの旅になるからちょっとモヤモヤする。あまり喜ばしくない。
したがって①に持っていくしかないという結論。
そこで思い出したのが確か奥さんは流氷見たことないぞ!ってこと。
そして自分(ワタシ)が大学の卒業旅行で流氷を見たということを激しく羨ましがっていた!ということ。
そーだ!流氷だ!
流氷を見るチャンスじゃないか!
そこから先はザッとこんな感じ。
「ペア宿泊券当選したんだよね」
「へー!スゴいじゃん!どこ?」
「稚内」
「稚内!?」
「そう!ホテル一泊15000円くらいみたい(少し高めに言ってる)」
「へー!いいホテルだねー!行くの?」
「行ったことないでしょ?稚内」
「うん、ないね」
「オレほら、1回だけ行ったんだよね、10年前くらいに。夏の稚内よかったよー!」
「あー、ひとりで行った時ねー(少しムッとした感じ)。でも冬は寒いだけじゃないの?」
よし次だ!
「まあ寒いのは間違いないけど、ほら、もしかしたら流氷見られるかもだよね」
「流氷?稚内って流氷来るんだっけ?」
「いや、稚内までは毎年来るってわけじゃないけど、何年かに一度だね。でも紋別あたりまで少し下がれば確率上がるよね」
「紋別って稚内からどのくらい?」
「200キロくらいかなあ。まあ下道しかないから移動は結構大変かもだけどね」
「流氷かあ。。。。見られるのかなあ」
よし!食いついてきた!!ここだ!!
「そればかりは運だからねえ。オレも卒業旅行で一回見た時は前の日の夕方には海一面埋め尽くされてたけど、次の朝にはまったくなくなっていたからね、風の関係で。南風吹いたんだよね。え?マジ?って思った。だからなんとも言えないなあ。でも3月の頭なら可能性は低くないと思うけど。あれは3月中旬だったから。でもね、ずっと陸が続いているように真っ白なんだよ、ホントにここが海?って不思議な感じ。すごかったなあ。もう一度見たいよなあ。今年は少し来るのが遅いみたいだし、チャンスあるんじゃないかなあ」
うるさい笑笑
結果「じゃあ、お金かかるけど行こうか」の一言をなんとか引っ張り出しました笑
〜旅程編〜に続く、と思う笑
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?