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2023年富山旅行第一日目~11月22日(水)

2023年11月22日(水)
富山旅行の第一日目は、富山市内観光です。朝6時起きで身支度を整え(特に女性は時間がかかる)、簡単に昼食を済ませてタクシー→JR→飛行機と乗り継ぎます。
最近では紙の航空券(チケット)がないので、スマートフォンでQRコードを表示してという手続きです。数年前のスマートフォンではやや時間がかかりそうなので、前日にプリントアウトしておきました。

手荷物カウンタでは外国人らしき家族連れが、人数の倍以上と思われるスーツケースの持ち込み手続きに時間がかかっているみたいでした。スマートフォンをいじったり、なにか大声でしゃべったりしていて、10分以上は待たされました。受付の職員さんの目の下にクマができているような気がしたですよ。

ぼくたちはQRコードを印刷した紙をみせて、3分もかからずに手続き終了。まずは順調な滑り出しです。

一時間半ほどのフライトののち、富山空港に着陸。その直前に窓の外を見ると、どうも立山連峰がよく見えているようです。到着後のアナウンスでも、立山連峰が見えると言っていたので期待が高まります。

手荷物受け取りで待っていると、出てきました!


これはスーツケースではありません。富山名物の「富山湾寿司」の巨大フィギュアです。こういう洒落が旅人を楽しませてくれます。新千歳では、こういう諧謔はあったかな?

気になっていたのは、空港から富山市内に向かう連絡バス。飛行機の到着が12:20で、バスの出発が12:30。
たったの10分で飛行機を降りて手荷物を受け取ってバス乗り場に向かうのは無理だろう!
と思っていたら、バスは待っていてくれました。
まず第一に、富山空港は小さいんですよ。ですから新千歳空港や羽田空港のように延々と歩く必要はありません。飛行機降りたら2分もかからずに、前述の「富山湾寿司」ですから。

そして空港連絡バスも、ある程度の乗客が乗るまでは待機していてくれるようですね。そりゃそうだ、飛行機の到着時間に合わせて運行しているんですから。

飛行機から降りた人が全員連絡バスに乗るわけではありませんが、12:40まで待っていてくれて、
「もう、他に乗る人はいないかな~」と確認してから出発です。なんか、のんびりしていていい感じ。

空港から富山駅までは420円。空港内でチケット買ってもいいし、現金でもよし。ICカードは地元のカードしか使えないみたいで、「都会のICカードはご利用できません」と運転手さんがアナウンスしてました。

さて気になっていた立山連峰ですが、空港内からも連絡バスからも、きれいに稜線と山肌が見えていました。

そして富山駅で荷物をコインロッカーにあずけて、環水公園に移動。公園内にある天門橋から見た景色がこちらの写真です!

雲ひとつない空の下に、立山連峰を始めとした山並みが、美しい姿を見せてくれました。ここまで明瞭に見えるのは年に何度もない、というか地元の人でも何年ぶり、十何年ぶりに見た、ということです。
実に運がいい、としか言いようがありません!

中央にスターバックスの店舗が写っていますが、甘木ガイドブックによれば「世界一美しいスターバックス」ということです。ここはぜひとも行きたい、と思っていたのですが、スターバックスに入ってしまえば見えるのは公園の運河(池みたいに見えるけど)くらい。どうやら、「世界一美しい」とは立山連峰をバックにした店舗を遠くから眺めてのことらしい。中に入って楽しむもんじゃないらしいですね。
この後で乗った、富岩水上クルーズのガイドさんもそう言ってたので間違いないです!

あまりにも見事で、いつまで見ていても飽きるということがありません。

よく名所観光をしていて、数分見て写真を撮ればもういいや、ということがありますが……。この景色について言えば、いつまでも立ち去り難いほどに惹きつけられましたよ。天門橋に立って何時間でも眺めていられる絶景でした。

とは言い条、実際にはそこに立ち尽くすこともできません。

このあと、ガラス美術館に移動し、その前に「ツタヤ」でお茶を……と思っていたけど定休日だったというのは前に書きましたね。

ガラス美術館を見た後はホテルにチェックインして、夕食にでかけました。
前述の通り、夕食は「富山湾寿司」です。

ホテルにほど近い、「歩寿司分家駅前店」へ。
カウンタのみの小さなお店で、ご年配の大将が学生アルバイトをひとり使ってやっているお店です。
ブリ、ヒラメ、甘エビ、バイ貝、卵焼き。
次に、アジとタイ。続いて、白エビとイクラがそれぞれ軍艦巻き。
そして、アオリイカとズワイガニが供されました。

出た順に食べろとかうるさいことは言わないみたいで(そんな食べ方をしてたら忙しいし)、何から食べようか迷いながら美味しくいただきました。富山湾は日本海の生け簀(富山県の生け簀だったかな?)というくらいで魚介類が豊富で、かつ水温が低いので身がしまっているそうです。確かにブリもヒラメも、ほどよい歯ごたえがありました(そう思って食べていただけかもしれないが)。

ひとつだけ「あれれ?」と思ったのは、富山湾寿司の公式サイトでは3,300円と紹介されていたお値段が4,500円だったこと。
諸物価高騰のおりですから値上げもやむおえず、情報のアップデートも間に合っていなかったのでしょう。そんなことを苦情を言うような吝嗇ではありませんし、苦情を言う度胸もありません。せっかく大将とも楽しくお話ししながら美味しいお寿司を食べたのです。
1,200円くらいのことで、それを台無ししたくはありませんからね。

これから富山に旅行して富山湾寿司を食べる場合は、4,500円前後くらいが相場と覚えておきましょう。
(今後の諸物価高騰による値上げでどうなるかわかりませんが)