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春の終わり。夏の始まり。

つい先日、春が終わった。夏が始まったのかもしれない。

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5月は悪天候と低気温が続きなかなか川に入れない日が続いたが、6月に入り休に暖かくなってきたので早速源流域の川へ向かうとやはりいたいたアメマスと思しきイワナ属の稚魚。サケ属の稚魚(ヤマメ、サケ、カラフトマス)に比べると体色が黄色で泳いでいる場所も少し違う、気がする。同じ川では3月に姿を見せていたヤマメの稚魚は一回り大きく育ち、ヤマメらしい体型になってきていたし、体が銀色で鰭の先が黒い降海真近のヤマメ(銀毛ヤマメ)の姿はほとんどみられなかった。

同じ日、下流域のある支流でも水に沈んでみると、4月に姿を見せていたウグイの群れが盛んに卵を産んでいた。

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100匹程度の小さな群れだ。

美しい婚姻色に惚れ惚れしながらしばらく楽しませてもらった。

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ここではまだ銀化ヤマメがたくさん泳いでいたので、源流域と下流域では海までの距離の違いで降海する時期も違うのだろう。成長度合いにも違いがあるのだろうかなど、気になったので今度調べる。

ということでヤマメ稚魚の出現で始まる常呂川の春はアメマス稚魚の出現とウグイの産卵で終わりを告げて、これから夏にはいる。と勝手に決めている。

この夏はどんな出会いがあるだろう。

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