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人の期待に応えることに疲れたアナタへ

今日YouTubeで、会社を退職して軽バンで移動しながらフリーランスで生計を立てて暮らす26歳の女性のドキュメンタリーを見ました。

とても素晴らしい、考えさせられる特集でした!

この動画に出てくるマリさんの父親のセリフが衝撃的でした。

「やっぱりちゃんとした会社に入って、社会保険料を半分会社に払ってもらって、ていう形での生き方をしていかないと、後がかなり厳しくなるっていうのが今の日本の実態だし、やっぱり最初に勤めた会社でどれだけ長く勤められるかっていうところで、我慢できるかとか適性があるかとかコミュニケーション能力があるかとかってところはすごく大きく見られるから(中略)がっかりですね、そうゆう意味で」

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この父親は公務員で長年勤め上げた方とのことですが、自分の娘が決断して進んだ生き方を「がっかり」とか言ってしまうのは、何様なんですか? と思いました笑

動画でも触れられていましたが、この両親はマリさんが幼い頃から、まわりと同じように習い事をさせて、みんなと同じように普通にしてくれることを求めて育てていたようです。

う〜む、吐き気がしますね。

といっても、私の両親も結構似たような感じなので、マリさんの両親が異常なのではなく、この年代の人たちは似たような価値観をもっている人が沢山いるのだと思います。

確かに、この父親が心配していることも分からなくはないです。

今は26歳で若いからいいけど、歳をとっていくにつれて病気とかで働けない時期があったりとか、老後のことが心配だとか、フリーランスという不安定な仕事で「何かあったらどうするんだ」という不安が付きまとうのは事実だと思います。

いや、でも公務員でもメンタル壊して退職したり自◯する人も少なからずいますからね。ストレスで犯罪を犯して免職される人も結構います。

なにより、公務員になって本当に満足のいく幸せな人生を送れる人なんて、ほんの一握りではないでしょうか。

マリさんの普段の生活は笑顔で溢れていたのに、実家にいるときのマリさんの表情の暗さが印象的でした。

私は圧倒的に、マリさんの生き方に賛成します。
というかむしろ、これからの少子高齢社会では、サラリーマンとしてストレスを溜めながら高い税金と社会保険料を天引きされる働き方よりも、フリーランスとして収入と税金をコントロールしながら生きていく方が、私は勝ち組なのではないかと思っています。

このような生き方は、ひと昔前には成立しえなかった生き方なので、今の時代は恵まれた時代だと言えますよね。

まぁ老後不安だとか少子高齢化だとか色々言われる世の中かもしれないけれど、

「期待に応えなくては」という呪縛から抜け出すことさえできれば、ちゃんと選択肢が広がっている良い時代なのではないでしょうか。


誰かの期待に応えようと苦しんでいる人はいっぱいいると思います。私もそうです。油断していると、自分の気持ちを押し殺して、誰かの期待を優先しようとしてしまいます。

きっと、そうゆうふうに育てられてきたのでしょう。

「私は、誰かの期待に応えるために生きることをやめる!」

そう口に出してみると、なんだか肩の荷が降りる気がするので、ぜひ口にだしてみてください!

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