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はじめまして、ふくたろうと申します。


 かつてYahoo!ブログで駄文を垂れ流していたことがあるのだが、最近SNSのカオスなタイムラインに気が狂いそうなので、もう少し落ち着きのある居場所はないものかとフラフラ彷徨っていたらここに行き着いた。 
 他人のために役立つことも、友達を増やすことも、なんなら「いいね」もどうでもいいから、リビングでソファにもたれながらコーヒーのお供に読める駄文を貼りつけるという、仕事や私生活以外の居場所としてnoteを使わせていただくのは、私の精神衛生上かなり有用だと思うのだ。

と、いうわけで初投稿が年明けまもなくというタイミングなので、まずはウォーミングアップといきたい。

 年の初めに、目標とかやりたいことを宣言するというのはよくある話だが、意志薄弱な私はここ数年、そういう慣習をのらりくらりとかわしながらなんとか生きた。
 20代〜30代にやりたいことを色々やってきたが、最終的に思っていた業界へ行くことが叶わなかった。
 個人的な事情から今の工場で働くことになったのは40歳のとき。最長5年の契約社員から正社員登用となり、気がつけばすでに15年以上も同じ工場で働いている。
 それまでは長くても4年ほどで仕事を変えていたが、若い頃のように仕事があるわけでもなく、景気も良くならないという社会状況を考えると、運が良かったと言っても差し支えないと思う。
 やりたい仕事ではなかったけど、働かなくては生きてはいけない。そうやって目指していたものを諦めて、その欠片みたいなことを「趣味」という言葉に押し込んで、仕事と生活、時々趣味という日々を過ごしてきた。

 そして気がつけばかつての恩師が定年退職した年齢になっていた。

 過去を取り戻すことはできないが、ある程度やりたいように生きてきた自分が、唯一後悔していることがある。
 人生がうまくいかないのは私自身の不徳の致すところではあり、それはまあしょうがないとして、自分がやりたいと思っていた分野に関して、もっとしっかりと基礎的な勉強をしておきたかったということ。
 独学というのはどうしても学ぶ内容が偏ってしまう。時には「これは学んでおけ」的なものも必要だし、学んだことに関して記録(レポート)を残し、客観的な評価を得るというのも自分を知るきっかけになるということを、すっかり大人になった今なら身に染みてわかるのだ。
 そこで数年前から、通信の大学生として学ぶという道を考えていた。考えてはいたのだが、家庭の事情や仕事の忙しさを勝手な言い訳にして、保留しているうちにどんどん歳をとってしまう。

 そこで、だ。

 ついにこの2024年、仕事しながら大学生をやってみようかと思ってこんな文章を書いているわけである。
 ただ、通信で大学の単位を取るということに挑戦し、挫折した人を身近に見ているのでなかなか大変であることも知っている。
 今こうして募集要項を見ながら自分の生活を振り返ると、ダラダラ生きている自分にはたしてできるだろうか? 安くない授業料をみすみすドブに捨てるようなことにはなりはしないか? 土日はほぼスクーリングやぞ? 平日も帰宅したら勉強やぞ? 思わずゲームとかやってしまうんちゃう? 無理ちゃう? 無理なんちゃう? 嫁はん半笑いで「できるん?」ていうてるけど、それはつまり(あんた無理に決まってるやんアホちゃう?)っていう意味の半笑いなんちゃう? 
 …ヤバい、かなり自虐的かつ被害妄想が酷い。これ全部自分が行動すれば解決する類の悩みやな。

2024年1月2日

 というわけで、通信大学で必須のノートPC(MacBook Air)をAppleの初売りで買ってしまった私は、今、それを駆使(?)してnoteの初投稿を書き上げようとしている。

 ちなみに私が学ぼうとしているのは京都芸術大学美術科写真コース。かつて芸大に進学希望したらウチが貧乏すぎて行けなかったという、「芸大」だ。

さて、この続きはあるのか? ないのか?
あなたはどっちだと思う?

どっちでもええわな(笑)
#駄文
#通信大学
#note書き初め
#写真



ふくたろう(ふくたに ひろし)プロフィール

8㎜フィルムでの自主映画制作、小劇場における演劇活動などを経て、2000年ごろにコンパクトカメラ(フィルム)を購入し、写真を始める。現在、工場に勤務する傍ら、主に大阪・東京などの街のスナップ写真を軸に活動。また、友人の小劇場の舞台やフライヤーなどの写真撮影がある。複数のギャラリーの企画展に参加して作品を展示することも多い。

2015年3月 東京・水道橋Prixy Gallery Studio CUBEにて「Serendipity  Sri Lanka」
ボランティアの活動の様子とスリランカの人々をデジタルカメラで撮影したモノクロプリント約50点を展示した初めての写真展を開催。
同時に作成した自費出版の写真集「Serendipity  Sri Lanka」はその売り上げを全てボランティア活動に寄付。

2016年3月 大阪・南船場ギャラリー・アビィにて「CUE#0 -Sri Lanka-」
前年の展示作品からポートレイト写真のみをセレクトした展示作品は全て新しくデジタルモノクロプリントした15点で構成。

2019年5月 東京・日本橋 Roonee247 fine artsにて「CUE#1 HAPPY LIFE」
小劇場の舞台役者の日常を、写真とインタビューで構成した展示。下北沢の小劇場で上演された舞台作品の、稽古から公演までの舞台裏の写真と、主役を演じた舞台役者へのインタビューの中で、彼が語った言葉をテキストに起こして再構成し、写真と言葉を同時に展示。なお写真は公演のパンフレットにも使用された。

2024年5月 大阪・高槻 たかつきgallery Rにて「CUE#2 A Peek into HABANA」コロナによる海外渡航禁止の直前、2020年2月にキューバの首都「ハバナ」の街をスナップ撮影した、初のカラー写真による展示。


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