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Yamato Web News

領土問題・歴史問題・対中国・韓国・北朝鮮など日本国を取り巻く環境は厳しくなっています。 やまと新聞は左傾化が止まらないマスコミの中にあって、国会内で唯一保守報道を貫いています。 …
やまと新聞は皇室を敬い、日本の歴史と文化を正しく伝えていきます。 月350円で知識が身につきます。…
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#日本

―歌詠みの国―  野伏翔(映画監督)

新緑が五月の風に揺れ、陽の光に白く輝いて美しい。タンポポの黄色に始まり桃や桜のピンク、つつじの燃える紅。色とりどりのハナミズキ、そしてチューリップやバラも日本の春を装い私たちの目を楽しませてくれる。更に真夏の深緑、秋の紅葉と冬の雪景色。日本の四季は一年中日本人の目を楽しませ心を癒し続けてきた。故に日本民族は古来より自然を愛し歌を詠み、江戸時代に完成した俳諧は世界に類を見ない季語を必要条件とする最も短い詩の形を生み出した。 しかし日本人の歌心は神代の時代から延々と続いている。

【憂国の直言】国益を損なう韓国への過剰配慮   松木國俊(朝鮮近現代研究所 所長)

岸田首相は5月7日の日韓首脳会談後の記者会見で徴用工問題を巡り「私自身、当時厳しい環境の下で多数の方々が大変苦しい、悲しい思いをされたことに心が痛む思いだ」と発言した。一体何に対して、誰に対して「心が痛む」のか意味不明である。それどころかこれは日本の国益を損ね将来に禍根を残す重大な失言であると筆者は断言する。  韓国の最高裁判所は「日本による朝鮮半島統治は不法な植民地支配であり、その植民地支配に協力した日本企業による強制動員も不法である」という理由で日本企業に補償金支払いを

【概説】「史実を世界に発信する会」 茂木弘道

『大東亜戦争への道』(展転社) 中村 粲 その13 第三章 第六節 日露戦争:日露戦争の世界史的意義    日露戦争の重大意義は、アジア及び世界の抑圧された民族に希望と自信を与え、その民族独立運動を促したことです。  地理上の発見以降、アジアは年を追い、世紀を追って勢力東漸の波に洗われ、白人国家の圧迫と支配を受けるに至りました。19世紀末から20世紀初頭にかけて、アジア太平洋地域の諸国は西洋列強の植民地になるか、領土の一部を侵奪されるかの運命に於かれていました。その唯一の例外

広島で憲法改正の〝烽火〟を  寺井融(母子福祉協会監事)

広島G7で、岸田総理には次の「発言」をしてほしい。ポイントは三つ。 ①日本は一九四五年以降、一切の戦争をせず平和を希求してきた。今後も堅持する。

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【論説・コラム】悪逆非道な成り上がり大国・中国

中国という国家を連想する時、20世紀までであれば「列強諸国に苦しめられてきた歴史と文化ある東アジアの同胞」と、多少の共感を持って語ることができたかもしれない。 1972年生まれの著者の場合、キン肉マンに登場するラーメンマンのイメージが近く、子供の頃から「目立たないが、いざという時頼れる陰の実力者」「黙々と努力しながらドロッとした残忍性も併せ持つスピンオフ限定での主人公」という印象を持っていたことを記憶している。全幅の信頼は置けないクセ強の個性的サブキャラという設定が違和感な

【台湾】やはり台湾有事は日本有事     記者 山本へるみ

訪台シリーズの途中ですが、ここで現下の情勢について述べさせて頂きます。  今回の訪台は、時期的にとても重要な意味を帯びてくるのではないか、出発前にその様に感じておりました。  実際帰国後、入れ替わりに、元国会議員やジャーナリスト、専門家が台湾を訪れたことを見るに、同じ考えを持った方が日本側におられた事が分かります。  そして帰国後のこの数週間、蔡英文台湾総統による中米諸国訪問に際し、行きと帰りの途上、米国への「立ち寄り」を初め、様々な台湾報道が続いて来ました。  これ

「武器は出せません」で済む話か 寺井融(母子福祉協会監事)

「政府安全保障能力強化支援(OSA)」が始める。目的は同志国(当初はフイリピン、マレーシア、バングラデシュ、フィジィー)の安全保障に役立てるため。「同志国」の概念をいれたのは評価できる。 どだい「武器輸出三原則」なんてナンセンスなのだ。それが「防衛装備移転三原則」と代わってきているが、依然として「殺傷兵器を他国に供与してはならない」の原則は、生きているようである。 そこで「殺傷兵器」とは何か。包丁は料理にも殺人にも使える。ランドクルーザーだって、戦争においては移動手段とし

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【概説】「史実を世界に発信する会」 茂木弘道

『日本がアジアを目覚めさせた』 語り継ぎたい「20世紀の奇跡」インド独立への道(ハート出版) プロビール・ビカシュ・シャーカー著 その4 第3章 ラス・ビハリ・ボースと日本  インド総督暗殺未遂事件にも関係した筋金入りの独立運動家ビハリ・ボースは、タゴールの親戚名義の旅券を偽造して日本への亡命を果たします。  タゴールは1924年来日時の歓迎パーティーで頭山満に会っていますが、その時の通訳を務めたのが、ビハリ・ボースでした。  イギリス当局は、ドイツのスパイ容疑で日本政府に

【憂国の直言】徴用工問題「肩代わり」解決策受け入れは外交的大敗北   朝鮮近現代史研究所 所長 松木國俊

去る3月16日の岸田首相・尹錫悦大統領会談において、岸田首相は韓国最高裁判所が日本企業に命じた補償金の支払いを韓国政府傘下の財団が「肩代わり」するという韓国側が示した「徴用工問題」解決策を、「両国関係を発展させる」として前向きに評価した。その上で「韓国に謝罪した日本政府の歴史認識を踏襲する」とまで言明している。 冗談はやめてほしい。「肩代わり」解決策とは、日本企業が行うべき原告への補償金支払いを、政治的判断によってとりあえず韓国側で立て替えるというものだ。 だが原告らは日本

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岸田首相の「しゃもじ」

ウクライナへの自称電撃訪問が無事終った岸田首相を待っていたのは、手土産「しゃもじ」を巡る野党の追及であった。 50cm大の「勝利」と書かれたしゃもじである。 普通のしゃもじならマッシュポテトを潰すのに使えるかもしれないが、50cmの「勝利」と書かれたしゃもじを喜ぶべきか、意味不明の物体ととるかゼレンスキー大統領も戸惑ったのではないだろうか。 野党側の反応として、 立憲民主・泉代表「ウクライナに実際に役立つものを持参すべき。常に地元のアピールをするのは緊張感が無さすぎる」 日

【国会議員に聞く】 日本の国益を第一に 発言力ある中立国であれ! 日本維新の会 新党大地代表 鈴木宗男議員 

鈴木宗男議員、波乱の人生を歩んできた政治家であることに誰しも納得するだろう。 「北海道のヒグマ」と称された故中川一郎議員の秘書として政界に入り、中川氏の後継者として議員に選出される。その後紆余曲折、数々の至難の道を歩み続けた。が。その志と使命感を曲げず、小泉内閣誕生に寄与しながらも、郵政民営化に反対するなど多くの物議を醸してきた。変節する議員も散見できるが、現在も当初の意思は変わらず、忖度せずに意見を述べる硬派議員として活躍している。今後もその姿勢を貫いて欲しいと感じる揺る

【日本への回帰】 アジアの発見と興亜論  荒岩宏奨(展転社代表取締役)

平成23年3月11日の東日本大震災で、北茨城市の五浦海岸にあった六角堂が津波によって流されてしまった。六角堂を建設したのは、明治期の美術家、天心岡倉覚三である。「Asia is one」ではじまる『東洋の理想』は当時の英文で書かれた日本の三大書物のひとつである。  明治維新後、我が国ではアジアとの関係をめぐって国論がふたつに分かれた。ひとつはアジア諸国と連帯して西洋列強の侵略を防ぐ興亜論。もうひとつは、西洋列強の侵略を防ぐためにヨーロッパの仲間入りを目指し、「脱亜入欧」を唱

【概説】「史実を世界に発信する会」 茂木弘道

『大東亜戦争への道』(展転社) 中村 粲 その11 第三章 第四節 日露戦争:国運賭した日露の死闘  満韓に対するロシアの侵略意図が疑いなきものとなった1903(明治36)年8月、我国は遂に対露直接談判を開くに至りました。談判は、翌年1月まで5か月に及びました。  我国の主張の骨子は (1)清韓両国の独立と領土保全を尊重し、両国における通商上の機会均等を相互に約す。 (2)ロシアは韓国での日本の優越した利益を、日本は満洲の鉄道に関するロシアの特殊利益を承認する。 (3)韓国

日本国憲法の桎梏から脱せよ! 寺井融(母子福祉協会監事)

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