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Yamato Web News

領土問題・歴史問題・対中国・韓国・北朝鮮など日本国を取り巻く環境は厳しくなっています。 やまと新聞は左傾化が止まらないマスコミの中にあって、国会内で唯一保守報道を貫いています。 … もっと読む
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【論説・コラム】苦労もせずに大学に入ったところで

大学への入学希望者総数が定員総数を下回る「大学全入時代」が到来したことで、受験勉強ゼロの現役高校生でも、履歴書と願書を記入するだけでどこかしらの大学には入れる時代となった。 おそらく、高校時代に一念発起して受験勉強に目覚めなかった生徒や、若さゆえの諸々の誘惑に抗えなかった、いわゆる「負け組」の大学生はこの先余程の改心でもない限り、ひとかどの成功者にはなれないだろう。人間にとって、心身共に飛躍的なスキルアップを果たせるゴールデンタイム=黄金時間は20代前半までである。身体的に

【国会議員に聞く】 日本の国益を第一に 発言力ある中立国であれ! 日本維新の会 新党大地代表 鈴木宗男議員 

鈴木宗男議員、波乱の人生を歩んできた政治家であることに誰しも納得するだろう。 「北海道のヒグマ」と称された故中川一郎議員の秘書として政界に入り、中川氏の後継者として議員に選出される。その後紆余曲折、数々の至難の道を歩み続けた。が。その志と使命感を曲げず、小泉内閣誕生に寄与しながらも、郵政民営化に反対するなど多くの物議を醸してきた。変節する議員も散見できるが、現在も当初の意思は変わらず、忖度せずに意見を述べる硬派議員として活躍している。今後もその姿勢を貫いて欲しいと感じる揺る

【日本への回帰】 アジアの発見と興亜論  荒岩宏奨(展転社代表取締役)

平成23年3月11日の東日本大震災で、北茨城市の五浦海岸にあった六角堂が津波によって流されてしまった。六角堂を建設したのは、明治期の美術家、天心岡倉覚三である。「Asia is one」ではじまる『東洋の理想』は当時の英文で書かれた日本の三大書物のひとつである。  明治維新後、我が国ではアジアとの関係をめぐって国論がふたつに分かれた。ひとつはアジア諸国と連帯して西洋列強の侵略を防ぐ興亜論。もうひとつは、西洋列強の侵略を防ぐためにヨーロッパの仲間入りを目指し、「脱亜入欧」を唱

日本共産党の議席が伸びたらたいへん。統一地方選挙 日本共産党候補者を打ち負かそう。(その2)   安東幹(共産主義研究家)

統一地方選挙が迫っている。前半戦は4月9日投票、後半戦は4月23日投票である。日本共産党は、すべての自治体に議席を持つことを目標に、大量の候補者が立候補する。特に愛知県議会議員選挙には力を入れている。現在、日本全国の都道府県の中で、唯一、日本共産党の議員がいない「空白区」だからである。  日本共産党は、議員には、役所から受け取る議員報酬(一般の会社では給料のこと)から、党規則に基づいた金額を、所属する組織に「強制」寄付することになっている。逆に言えば、議員が減ると、共産党組

空にはミサイルを連射、田畑には糞尿弾を投下、それでも飢餓状況に

空にはミサイルを連射、田畑には糞尿弾を投下、それでも飢餓状況に  宮塚コリア研究所代表、宮塚利雄 今の北朝鮮を知るキーワードは「核・ミサイル開発に狂奔」と、伝えられる「食料難による飢餓情報」である。北朝鮮の朝鮮中央通信は3月10日、金正恩朝鮮労働党総書記が9日に「軍の西部前線で行われた火力訓練を現地視察した」と伝え、少なくとも6発のミサイルが同時に発射される場面の写真も公開した。金正恩はこの視察に金主愛(ジュエ)とされる娘を同行させ話題となったが、朝鮮中央通信は射撃目標が「

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地下鉄サリン事件から28年

 平成7年(1995年)3月20日に発生した地下鉄サリン事件で犠牲となられた方々に謹んで哀悼の意を表し、今なお被害に苦しまれている方々に心よりお見舞い申し上げます。  人類史上初めて、戦場でない平時の都市で発生した化学テロ事件が我が国で発生し、しかも国家転覆を意図した内乱行為でもあったことに、改めて驚きを禁じ得ません。  リンク先は、動画投稿サイトYoutubeで公開されている事件当日の警察無線の音声ですが、このような記録が、28年後の今日、一般人にも公開されるようになり

「昭和天皇の全国巡幸」 村田春樹(今さら聞けない皇室研究会顧問)

この紀元節(二月十一日)に福岡県久留米市での建国記念式典に、記念講演講師として招かれた。その際福岡県佐賀県の昭和天皇巡幸の土地をあちこち訪ねて歩き、道中様々な思いがこみ上げてきたので今月から2回、昭和天皇の戦後の全国巡幸について語りたい。まずその前に終戦直後の国民の皇室に対する感情について述べよう。昭和二十年八月十五日正午の玉音放送直後、国民の反応はどのようなものだったのであろうか。ここにその日の午後の皇居前広場の様子のルポルタージュがあるので紹介したい。 静かなやうであり

【概説】「史実を世界に発信する会」 茂木弘道

『大東亜戦争への道』(展転社) 中村 粲 その11 第三章 第四節 日露戦争:国運賭した日露の死闘  満韓に対するロシアの侵略意図が疑いなきものとなった1903(明治36)年8月、我国は遂に対露直接談判を開くに至りました。談判は、翌年1月まで5か月に及びました。  我国の主張の骨子は (1)清韓両国の独立と領土保全を尊重し、両国における通商上の機会均等を相互に約す。 (2)ロシアは韓国での日本の優越した利益を、日本は満洲の鉄道に関するロシアの特殊利益を承認する。 (3)韓国

<追悼 鈴木邦男先輩>  近藤誠(桜応援団 代表)

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日本国憲法の桎梏から脱せよ! 寺井融(母子福祉協会監事)

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【論説・コラム】獣ではないが神にもなれない不自然な生物サピエンス

通信制の高校で塾講師をしている。能力の差異を間近で見ていて感じるのは、「目標を叶えるには、2種類の能力を備える必要がある」ということである。 私たちが通常、「頭が良い」「成績優秀だ」というとき、地頭の良さ、勘の良さが優れていることを言う。言わば、持って生まれたDNAとしての才能、いわば天からのギフトである。 そういった優秀な素質を持っていても、伸び悩む生徒が少なくない。大抵の場合、「動画やゲームにハマっている」「勉強に身が入らない」というケースである。集中すれば効率的に知

中国による臓器収奪 イーサン・ガットマン氏の講演会

【3月4日午後、東京有楽町の交通会館会議室にて、中国専門アナリスト、イーサン・ガットマン氏の講演会が開催されました。主催は三省堂書店。通訳を交え、約1時間の講演会でした。】     三浦小太郎(評論家) まずガットマン氏は、参加者並びにこの講演会の主催者、通訳の方々に御礼を述べた後、今日お話しする中国による臓器収奪は、過去の問題ではなく、現在進行形の問題であることを最初に認識してほしいと述べました。そして、この問題の解決のためには何よりも粘り強く取り組むことが重要であること

【防衛】いずも体験航海(6) 対空機関砲CIWS

飛行甲板上で、艦首右舷側に装備されている対空機関砲CIWS(シウス)の様子です。 ※海上自衛隊当局の許可を得て撮影しております。

【論説・コラム】善意あれば必ず悪意あり、朽ちることなき人類の敵

歴史に「もし」を用いても詮無いが、異なる世界線を想像することで、未来の歴史を変えるヒントにはなる。 そんな前提で現代社会を考えるとき、私たち自由主義国家にとって日々悩ましい存在であり続ける中国やロシア、北朝鮮といった「ろくでもない」独裁国家を生み出した責任の一端が、我々日本の歩みにないとも言えない皮肉がある。 無論、世界史で華々しく活躍する各国それぞれが因果関係でがんじがらめに絡み合い、現代社会の礎になったことを考えれば、全ての主要国に現状を招いた功績と責任がある。日本が