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Y.PRESS by やまと新聞

Y.pressはやまと新聞のnoteです。 皇室を敬い 日本の歴史・文化を正しく伝えていきます。 今の日本の政治について少しだけ学びたい。今日本で起こっていることを知りたい。 こ… もっと読む
国会内でも取材しています。専門家によるコラムはとても勉強になります。今の政治を学びたい方、いろいろ… もっと詳しく
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2022年5月の記事一覧

知っていますか?「太陽光発電パネル設置義務条例」

東京都知事小池百合子氏の選挙公約は、7項目にわたり「ゼロ」にするというものであった。 待機児童、介護離職、残業、都道電柱、満員電車、多摩格差、ペット殺処分の七つであったが、ペットの殺処分は進捗を見せたもののほかの公約での実現は厳しいものがあった。 その小池知事が満を持し、今回こそという決め技が、CO2 ゼロミッション「都内太陽光発電設置条例」である。

【論説】地球を人質にしているプーチン

プーチン大統領(69)は、自らのクビに絶対的な保険となる地球を掛けていると言われる。「死の手」と呼ばれる核報復システムで、AI(人工知能)が司令部の非常事態を認識すると、自動的にロシア各地に配備されている約1600もの核ミサイルを発射するという。 無論、西側先進国の主要都市や軍事基地は全て標的に入っているため、東京や沖縄などには多くのミサイルが同時着弾とみられる。ロシアが保有するICBM「サルマト」や極超音速滑空体「アヴァンガルド」の最大速度は極超音速(マッハ5以上)のマッ

【論説】党利党略で山本太郎・れいわ新選組代表が議員辞職

昨年10月の衆院選で当選した山本太郎衆院議員(れいわ新選組代表、47)が4月15日、議員辞職した。今夏の参院選に立候補すると発表した。 会見した山本氏は「自民党による政治の暴走をなんとしてでも食い止めなければならない」と意気込みを語り、物議を醸す決断の意図を説明した。また、「選挙区で議席をもぎとりにいく」と選挙区での出馬を明言した。 自らの知名度だけが頼みの綱だけに、比例に立った方が全国からの比例票積み増しが期待できそうだが、10月の衆院選では改選前1議席から3議席(全て

【論説】大学受験勉強をたった1日で終えた生徒たち

受験シーズンが終わり、新生活がスタートした。コロナに加えてウクライナ侵略が世界を覆い、春爛漫という気分には程遠いまま、週末の雨で桜もすっかり散ってしまった。 先月の話になるが、通信制の高校で、進路がぎりぎりまで決まっていなかった生徒2人が最終盤の面接試験で合格し、大学生となった。いずれも大学進学の是非で迷い、本来の受験勉強をしないまま、志望理由書と面接だけで合格できた形だ。 それまでの指導も単位取得がメインであり、いくら情熱的に説明しても「暖簾に腕押し」のような興味の無さ

議員の政務活動費は何の為!? 山梨県昭和町議員 堀門太氏に聴く

議員の武器とはなんだろう? 政治姿勢? 弁論? 容姿? 支援者の数? 言動? 看板カバン地盤? 今回は、山梨県昭和町の掘門太議員に、小さな自治体での議員活動に関する「政務活動費」についてお話を伺った。 昭和町は人口約2万人、町会議員数14名という自治体である。 北に八ヶ岳、南に富士山、西にアルプスに囲まれた風光明媚な地方都市である。 その町で議員として活動をしているのが、堀門太議員である。 そんな穏やかで住みやすい町である昭和町にも様々な悩ましい問題が山積みだという。 堀

【日本共産党の研究】 日本共産党の前指導者 宮本顕治は、いわゆる、リンチ殺人犯  安東幹(共産主義研究家)

日本共産党の前指導者であった宮本顕治は殺人犯であった。現在、日本共産党の実質上の指揮を執っているのは不破哲三氏であるが、その前は、宮本顕治氏が指揮を執っていた。宮本顕治氏は、1958年に日本共産党書記局長に就任以来、中央委員会議長などを歴任し、2000年頃まで、約40年近くにわたり、日本共産党の指導者であった。  1960年ごろまで、日本共産党内部では、スパイ容疑をかけられたり、裏切り者とされた党員へのリンチ事件が多発していたりした。戦前まで、日本共産党は、非合法な団体で、

【論説】「安全保障のジレンマ」を理解していない愚者プーチン

ウクライナの首都キーウ近郊の町ブチャでロシア軍による一般市民への虐殺が世界を駆け巡っている。 英国のボリス・ジョンソン首相は4月9日、キーウを電撃訪問し、ゼレンスキー大統領と共に街の様子を視察し、市民と握手したり手を振ったりして激励した。これに先立つ8日、フォン・デア・ライエンEU委員長は民間人の大量虐殺が確認されたキーウ近郊ブチャを訪問し、「残虐行為の当事者は裁きを受けるだろう」とツイッターでロシアを批判した。NATO(北大西洋条約機構)加入の是非を巡ってロシアと決裂した

【日本への回帰】 日本人の労働観(1)  荒岩宏奨(展転社代表取締役)

生産と消費  毎年、5月1日付近ではメーデーと称して、労働組合などが賃金アップを求める運動が繰り広げられてゐる。もともとは、そこに資本家と労働者の激しい闘争があったのかもしれないが、今はその闘争も形骸化し、形式的なものとなってゐる気がする。  私は、メーデーでの労働闘争を否定するつもりはなく、現在のあまりにも近代化してしまった日本の労働環境においては、それは必要だと感じてゐる。ただし、資本家の側にしても、労働者の側にしても、そもそもこの構図そのものが『聖書』の発想に基づく

【論説】プーチンの謀略に屁理屈を持ち出す知識人

私たち自由主義国の社会では、たとえ大義や道理のない考えであっても、基本的に人々の発言や思想自体を禁止したり罰したりすることはない(過去の戦争犯罪を美化するような場合は例外となることもあるが)。 そのことは憲法第19条でも思想及び良心の自由という形で国民の権利として保障されている。だから、今回のウクライナ侵略でも、いわゆる知識人とされる人々が色々な発言をしては、物議を醸している。

【概説】「史実を世界に発信する会」 茂木弘道

『「慰安婦」はみな合意契約をしていた』 ―ハーバード大学教授ラムザイヤー論文の衝撃― 有馬哲夫著(ワック株式会社) その10―第8章 ソク・ジョンの「責任転嫁レトリック」

電気代が笑えないレベルで上がっている

電気とガスを一本化して支払っている。一番のメリットは割安になる点で、半年程度経つとポイント加算によるささやかな(本当にささやかな)「ボーナス」も貯まる。 そんなお得感を吹き飛ばすほど、近年の電気料金は右肩上がりだ。毎月の使用量と料金は、HPからログインすると昨年比のグラフで確認できる。毎年毎年、「これでもか」という家庭内省エネ化により使用量を減らしているのだが、量が減っても料金が上がっているのである。

緑の杜の前田侯爵邸

加賀の前田家といえば時代劇には欠かせない100万石の殿様である。 江戸時代の殿さまは、徳川家に歯向かわぬよう一年に一度、大名行列を整え「下にーー、下にーー」と街道をお江戸に向かっていったものである。これは大名行列に多額な費用をかけさせ、徳川家に弓を引かぬようにという政策のひとつでもあった。 そんなこんなの事情もあり、大きな大名は江戸屋敷を構えるようになった。 江戸城を囲むように城下町が出来たのである。 明治になると各大名は貴族となり、江戸屋敷は豪壮な洋館や邸に変わって

―ロシアの蛮行が北朝鮮に「自衛の核保有」を正当化づける「悪の教訓」に― 宮塚利雄(宮塚コリア研究所代表)

北朝鮮は今年1月に7回ものミサイル発射実験を行ったが、2月に入るとピタリとミサイルの「乱れ打ち」は止まった。これは北朝鮮の最大の友好国で擁護国でもある中国の北京で、冬季オリンピックが開催されたからである。3月には冬季パラリンピックが開催されるので、3月もミサイル発射実験は行わないだろうと予想されていたが、冬季オリンピックが終わるや、2月27日には8回目となる弾道ミサイルを日本海に発射した。北朝鮮は偵察衛星開発のための行程計画に基づいた重要な試験を行ったと発表し、偵察衛星が宇宙

【今さら聞けない皇室の基礎】 ―敬宮愛子内親王殿下の成人御会見― 村田春樹(今さら聞けない皇室研究会顧問・自治基本条例に反対する市民の会会長)

前号では悠仁親王殿下のご進学に関して皇室特権ついて述べた。 要は「皇室特権?それがどうした!」ということである。 さて今日は3月17日に行われた敬宮殿下御成人記者会見について述べてみたい。 お誕生のあの日、平成13年12月1日、私はあまりの嬉しさに、宮内庁病院まで馳せ参じたものだ。勿論近くにも寄れなかったが、遠くから拝しただけで本当に嬉しかった。ついでだが平成18年9月6日、悠仁親王殿下御降誕の時はあまりの嬉しさに昼に二重橋前で萬歳し、夜にも若者30名ほど率いて二重橋前