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在家の法 第109号

★「幸福の法則(在家の法)」第108号  <経済革命8>

 あなたの心の糧となるよう大和武史が在家の法をお送りします。
 経済については、日本人の特質とマッチしている部分が多いと思います。日本人はどちらかというと穏和で争いを好みませんが、そのくせ、利害には敏いという性質があります。経済の中での争いは競争ですから、この中で戦うこと自体が実際の生活で争うよりもはるかに穏便な争い方であるという言い方もできると思います。

 かつては刀や鉄砲で殺し合いをしていましたが、だんだんと時代が下り、命の尊さを分かってくるようになり、戦争というレベルを除いては武器でもって相手を殺そうという人は限られた人だけとなりました。これはこれで日本人も精神的な成長であると言えると思います。しかし、武器で殺し合いはしなくなりましたが、いじめや社会悪や各種の犯罪は絶えることがありません。

 それは主義や主張が違うことの解決と言うよりも、利害関係の対立する人々が争っている姿と私には捉えられます。積極的な利害関係の対立者は敵と呼べる人たちや、消極的な対立者として、無差別に危害を加えようとする人たちや自分の不満のはけ口を求める人たちも、ある意味で利害関係の対立者と呼んで良いと思うのです。要は、自分から見て味方ではない人たちへの対抗策としての各種の悪の行為がまだ蔓延っています。

 こうした現状はなかなか完全には解消は難しいでしょう。人類が完全に理解し合い、本当に調和するのはまだ先のことと言わざるを得ません。しかし、流れは間違いなくそちらの方へ向いていますから、いつの日かやがて人類も優れた生命体の仲間入りをすることもできる日が訪れることでしょう。その過程の一つの段階として、経済での競争というものをはっきりと位置づけることにより、逆にそれ以外の生々しい争い形態は解消できる可能性があるのではないかと思うのです。

 経済の中で好きなだけ戦うことで不満や不調和を彼らなりに表現できるようにしてあげれば、それをいかに受け止めるかは社会の方の問題ですが、現在のようなはけ口のないことから来る犯罪や非行はかなり減るのではないでしょうか。そして、社会の方も臭いものに蓋をするのではなく、すべてをさらけ出した上で人々の判断により運営がなされていくことになり、より高いレベルの社会としてのあり方ができると思うのです。

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