在家の法　第81号

★「幸福の法則（在家の法）」第８１号　 ＜身近い話３＞

　あなたの心の糧となるよう大和武史が在家の法をお送りします。
　好きな人の幸せを願うという純粋な気持ちを維持しながら恋ができれば、その恋はきっと貴方をも幸せにするでしょう。それは相手と結ばれるという形でなくとも自分自身の心の成長という形で与えられるでしょう。

　好きな人を良く見て、相手にとって何をしてあげるのが相手の幸せなのかと常に考えることです。それが自分が関わることでなければ、じっと見守るべきです。そっとしておくというのが一番良い場合もありますからね。とにかく、自分としては相手が好きだと言っても言わなくてもいいですから、相手に言うべきは、自分は貴方の味方だから、貴方が望むことがあればいつでも言ってくれということですね。

　そうすれば、相手が自分が必要なら必要だと言ってきますし、そうでなければあまり近づかないことです。近くへ行きたいでしょうが、相手が望んでいないと知り、相手の幸せを最優先して、遠くから見守ってあげることです。包容力を持ってね。これが本当の恋というものです。縁があって好きになった人の幸せを祈って、自分にできることはするということです。

　こうなれば、むやみに相手に意志に反したストーカーや乱暴などということはあり得ないですし、結果として転落の危険も回避できるのです。恋は盲目のところが実際にあるので、十分に注意して下さいね。人生は長いのですから、たった一度の恋の結果など大したことではありませんよ。

　それよりもね、そうした恋の経験から少しでも成長することです。そうすれば、今回は失恋であっても、その次はより成長した貴方なら成功する可能性も増えているはずでしょう。転んでもただでは起きない、すべてのことから学ぶ気持ちを忘れずに、恋をしてください。これはある意味では大きなチャンスでもあるわけですから。

　人生という劇場を彩るのに相応しい場面の一つが恋愛の時だと思いますし、恋愛は若いときだけとは限りません。いくつになっても恋愛は良いのです。前述したことができるならね。相手の幸せを第一に願っていつでも身を引くことができるなら、恋愛の経験は貴方を飛躍的に成長させることにもなり得ます。怖がる必要はありません。

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