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在家の法 第172号

★「幸福の法則(在家の法)」第172号  <変革の時6>

 あなたの心の糧となるよう大和武史が在家の法をお送りします。
 元来、人々の苦しみは心の迷いによるものです。満たされたいという想いは幸福を追い求めて色々な行動を起こしますが、その結果は必ずしも良い結果とは限らずに苦しむことになります。そしてその苦しみにこそ黄金の宝物が隠されてるのですが、人々は自己の良い結果ばかりを求めますからその宝物に気づかないのです。

 宝物とはつまり、苦しみなどを通して悩む中で以前の自分では不十分なことに気づくのですね。それを体験として感じるのです。失敗や挫折には、今の自分は決して満足できるだけの自分ではないという現実を体験として感じるということであるのです。これ自体は苦しみ以外の何ものでもないわけですが、苦しみは意外な副産物をもたらす場合があります。

 それは、あきらめ、あるいは自棄です。今の自分が嫌になり、これまでの自分を捨てるということです。ここで自殺してしまっては元も子もないのですが、この現状の自分を捨てるということにより、新しく生まれ変わる可能性もまた存在するのですね。だから、苦しみというものも許されているのです。要は、その苦しさの向こうに何を掴むかです。

 あきらめて以前の自分であり続けることをやめることはある意味では進歩への階梯を歩み始めたとも言えるのです。現状でよいと思っている間は絶対に進歩はないのですから。だから、順風満帆な人生はある意味では停滞しかもたらさないのです。結果ではないのですね。プロセスこそが大事であり、進歩していることは時間の流れとともにやがては偉大なる進化へと導いてくれますが、停滞の中にいる限りは悠久の時間を無駄にしているに過ぎないのですから。

 進化という過程においては苦しみや悩みというものは付きものです。なぜなら、現状で満足できないからこそ現状以上に進化する気持ちが生まれて、努力が始まり、うまくすると進化の結果を得ることもできますが、現状維持でよいと思っていると決して現状を打ち破るための努力をしませんから進化はないのです。ただ、単なる苦しみであっては意味がないので、結果的に進化に繋がる必要があり、そのためには再チャレンジの意志が起きてこなくてはなりません。挫折やあきらめであっては意味がないので、それを乗り越える意志こそが最も必要なものです。ネバーギブアップです。

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