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女人禁制について

本腰を入れて調べたわけではないので、誤っているかもしれないが、女人禁制について思うところを書いてみる。
女人禁制について、女性の血の穢れが云々というのは後付の理由で、根本的に「異性の存在が修行の妨げになる」のが理由だったと思われる。国分寺は僧寺と尼寺に分かれており、キリスト教の修道院も男女分かれている。高野山の場合、参道それぞれに女人堂があり、修行の場となる壇上伽藍などへの女性の立ち入りは禁止されていた。同様の措置は全国の霊山でもある。その代わりというべきか、女人高野、女人山上など、女性が登拝できる霊山があった。

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