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親魏倭王の仕事と経験

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#旧門司駅

文化財保護と開発のリアル(北九州市の事例から)

文化財保護と開発のリアル(北九州市の事例から)

今、北九州市が荒れている。理由は、市施設建設に先立つ発掘調査で、旧門司駅の遺構が検出されたこと。今回見つかったのは機関車庫と見られ、九州鉄道史上の重要発見として専門家も高く評価している。

ところが、専門家から遺構保存の声が上がる中、北九州市は遺構保存にいまいち乗り気ではないように見える。この案件、最初から「一部を移築保存」という方針で、北九州市の姿勢に終始疑問符がつく(開発と遺構保存の両立を検討

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