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雑記:あんのこと、聴いていた本など

映画『あんのこと』を観た。
もう配信されているのかと正直驚いた。つい最近まで劇場にかかっていたような気がするので。

感想としては本当に賛否あると思うんですが、良かったとかそういうのでは済まされない内容で、基本的には心が折られダメージを受ける作品なので、観るタイミングは選んでも良いかなと。
自分の娘をママと呼ぶ母親、河合優美さん演じる杏が見せる虚ろな魂の抜け殻のような表情を観るのは辛く心が苦しい。

ごく一部を切り取った描写のなかで坦々と、余りにも救いが無いのだが、現実のどこにでも形は違えど、このような事は起こっているのだと思えるのが心底希望が無いなと思ってしまった。

この映画に少しでもハッとさせられたり希望を感じたり出来るのは幸せな人かもしれない、コロナがもたらしたものはまだ形を変えて続いていると思っていて、こんなことを書くとむっと思うひともいるかもしれないけれど、個人的には(今はまだ)見なくても良かったと思ってしまった。


■最近聴いていた本
オーディブルで聴いていた『猫を処方いたします。』を聴き終わった。
アニマルセラピーのようにとても心が解され癒されました。
猫を処方されたい。
続きの2があるので、こちらも近いうちに。

『満月珈琲店の星詠み』
こちらもオーディブルで聴いていた。シリーズもので存在自体は以前から知っていたものの、今回聴くことが出来てよかった。

現実でも悩みは尽きないなか、人が死ぬような絶望は正直しんどいと思う時もあって、これくらいの日々の悩みを前向きになれるようなものはいくらあっても良いですからね。
エピローグも含めて素敵な内容でした。登場するクラシックの曲は実際聴いてみるのお薦めです。ベートーベン 悲愴 第二楽章とか。

たまたま二作品とも猫繋がりでさらに京都が舞台。呼ばれているのかもしれない。
(ほっこりするオーディブルのおすすめ作品あったら教えて欲しいください。)


■最近の目にとまったもの
・マイナ免許証
これは多分、今後免許を更新する際マイナ免許証になりそうだなと。
発行手数料的にも別で持つ必要があるとは思えない。紛失時の再発行などの手続き的なものごとや、手続きなどが今より面倒にならなければいいなと思った。

・#二度と撮れない画像を貼れ

Xで見つけたハッシュタグ、こういうのを見つけたまにほっこりする。
げんなりする内容が目に付くことが多いSNS、こういった共有や思いがけない集合知の結実などを目にするとジンルイをまだ信じてみてもいいのかもしれないという気になる。

・#映画好きでも観ている人が少なそうな傑作
こちらもXで流れていた。知らない映画がゴロゴロある。合う合わないはあるとしても、観たり知るきっかけには良いのかもしれない。

AIについて今更ながら少し手をだしてみています。
何がおそろしいと感じていたのか、実際触ってやっぱり恐ろしいのだけれど、改めて進化の速さやものすごい可能性を感じたこと。
言語化する事について、まだまとまっておりません。近いうちに何か形に出来たらと。

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