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AirPods Proを第2世代に買い換えてみた感想
こんにちは、ヤマトです。
今回はAirPods Pro第2世代のレビューです。
僕は2019年12月ごろにAirPods Pro第1世代を購入してから実に3年近くも使用していました。
そんなAirPods Proの次世代モデルということで期待しながら購入しました。
今回のAirPods Proについてのレビューはその他の多くのレビュアーなどを参考にして作らせていただいています。
このAirPods Pro第2世代の評価はズバリ、オーディオファンではない一般ユーザーにとっては最高のアップデートをしたと言えます。
では詳細について書いていきたいと思います。
AirPods Pro第2世代の進化点とその評価
まずAirPods Proが初代から進化した点について解説していきたいと思います。
1、ノイズキャンセリング性能の向上
Appleの公式サイトによれば初代よりも最大2倍の雑音を消すノイズキャンセリング機能を搭載しているそうです。
初代のノイズキャンセリング性能は業界でもトップクラスであると言われていましたので、かなり大きな進化となっているのは間違いないと思われます。
これについては初代とは比べ物にならないほど進化しています。
特に道路を普通に歩いているだけで静けさが圧倒的に違います。その違いは家でパソコンを触っているだけでも感じるほどです。
一番驚いたのは友達ががっつりギターを弾いているのにその高音が少し聞こえる以外にほとんど聞こえないということです。
この点については初代からさらに大きく進化しており、ヘッドホンにも対抗できるようになるのではとすら思います。
2、適応型環境音除去
これは外部音取り込みの機能が進化したものと言えます。
外部音取り込みとは簡単に言えばノイズキャンセリングの逆バージョンです。
外部音取り込みでは外の音を外側についているマイクで拾い、拾った音をそのまま内側で再生することで、まるでイヤホンをしていないかのような感覚を実現するものです。
これについてもAppleは評価が高く、他社の同様の機能よりも自然に聞こえます。
そして適応型環境音除去とは例えば工事現場などの付近を通ると爆音が鳴り響き、聴力へ障害をきたしてしまう可能性があります。
しかし適応型環境音除去機能はそのような不愉快な爆音は消しつつ、話し声などの必要な情報は取り込むというものです。
この機能、とても魅力的ですが、全く活躍の場がありません。
そもそも歩いている時はノイズキャンセリングをオンにしていますし、人と話しているときにイヤホンをすることも有りません。
そのため全く活躍の機会がありません。
なのでこの機能はまぁ付いてくるならどうもくらいで捉えておけばいいと思います。
3、音量調節をタッチコントロールで操作できる
AirPods Proにはうどんだとか色々言われた軸があります。
ここを上下にスライドさせることで音量を調節することができるようになりました。
再生停止などの機能は以前からついていましたが、押し込まずにスライドさせるだけで音量を調整できるようになりました。
この機能は地味に便利です。
僕はYouTube Premiumに登録して、バックグラウンドで音楽を聴くことが多いのですが、どうしても音量が動画によって違います。
特に僕はライブ映像を聴くので、アーティストや動画の投稿者の設定によってコロコロ変わってしまいます。
そんなときにポケットからiPhoneを取り出すこともApple Watchを操作することもしなくていいのは快適です。
この機能はなくてもいいけど、あったら便利という機能なので良いアップデートなのかなと思います。
一部ではそもそも軸がない方がスマートだという意見もあるそうで、実際リーク情報ではなくなるという噂もあったそうですね。
4、耳の形に合わせて空間オーディオを楽しめるようになった
これはAirPods Proの進化というよりもiOS16の進化ではありますが、iPhoneを利用することで耳の形に合わせて空間オーディオを楽しめるようになりました。
TrueDepthカメラというセンサーがiPhoneには搭載されています(Face IDの機種のみ)
これを利用して耳の形をスキャンし、それを利用して圧巻のサウンドを楽しむという機能です。
ここで作成されたプロファイルは機能をオフにしない限りは保存され、同じApple IDを使用しているデバイスで使うことができるそうです。
ですが正直この機能によって迫力が増したなという感覚は全くありません。
音量をしっかり上げて、丁寧に比較すれば違いがわかるのでしょうが、電車の中で音楽を聞いていて音質が向上しただの、迫力があるだのというのはわかりませんね。
5、バッテリーの駆動時間が伸びた
この進化はありがたい進化です。
どうやらケースを使用すると最大30時間まで使えるそうです。
6、充電方法が増えた
初代AirPods Proは当初、LightningケーブルとQi規格に準じたワイヤレス充電にのみ対応していました。
その後、iPhone12の登場からしばらくしてからMagSafeで充電できるケースに差し替えられました。
そのため僕のように前から使っているユーザーはLightningがワイヤレスでの充電を強いられていました。
しかし今回はMagSafeでの充電はもちろん、Apple Watchの充電器でも充電できるようになりました。
正直なぜApple Watchの充電器で充電できるようにしたのかは謎ですが、多いに越したことはありません。
実際MagSafeで充電しているときとApple Watchの充電器で充電しているときは位置が少し違うのでわざわざ別で充電できる場所を増やしているということになります。
そんなものつけずに安くしてくれというのが本音ではありますが、、、
いずれにせよ充電方法がやたらと増えたのは事実です。
7、ケースにスピーカーがつき、探す機能がついた
ケースにスピーカーが搭載されたことで、無くしたときにより大きい音を頼りに探すことができるようになりました。
しかしこの機能はあまり使いません。
僕はBelkinのMagSafeとAirPodsのワイヤレス充電器が一体型になっている充電器を使っているため、無くすことがありません。
そのため探す機能は全く使いません。
ですがこの機能の副産物として、充電開始時に音が鳴るというものがあります。
ワイヤレス充電のためズレてしまい充電できていないことがあります。
ですが音が鳴ることで確実に充電を開始できるという恩恵を受けれます。
ささやかですが、ズレてしまいやすいワイヤレス充電を利用する僕にとってはありがたい機能です。
8、ストラップをつける穴がついた
ケース側面にストラップをつけるための穴がつきました。
これによりわざわざケースに入れなくてもストラップをつけることができます。
しかし僕は使っていません。
というのもストラップでズボンやリュックに吊るしておいても、蓋が開いてしまったら結局飛び出て無くすからです。
なので僕はポケットに入れてストラップは使わずに使ってます。
正直それで困ることがないというのもあります。
9、IPX4等級の耐汗耐水性能がついた
これは最高のアップデートの一つです。
というのも初代はイヤホン本体のみ耐水性能がついていました。
そのため本体をつけたまま汗をかいたり、少しの雨に打たれることは問題ありませんでしたが、ケースに出し入れするときには少し気を使う必要がありました。
もちろん耐水性能も完璧ではありませんが、雨のときなどは安心です。
これは本当に良いアップデートだと思います。
10、H2チップ搭載・Bluetooth5.3に対応
H2チップ搭載というのはただ搭載されているチップが進化しただけで、直接ユーザーに関係することではありません。
もちろんノイズキャンセリングをはじめ、多くの機能を動かす脳なので進化したというのは気持ちの良い話ですね。
Bluetooth5.3に対応したのは、現段階では特に意味がありません。
しかしiPhone14、iPad Pro11インチ第4世代、12.9インチ第6世代もBluetooth5.3に対応しました。
もしかすると今後のアップデートでロスレスオーディオをはじめ、様々なコーデックに対応する可能性はあります。
Appleは中華製の怪しいイヤホンですらBluetooth5.2に対応しているこのご時世に、Bluetooth5.0を搭載し続けていました。
しかしここでBluetooth5.3に対応させてきたということは何らかの意味があるのでしょう。
こればかりは今後のAppleの反応を見るしかないです。
まとめ
今回は新型AirPods Proについて書いてみました。
大きな進化点としてはノイズキャンセリング機能の向上が挙げられると思います。
僕はこの進化だけで買い替えた価値があったと思います。
ですがオーディオファンやプロの人たちに言わせてみればまだまだ音質は良くないそうです。
でも僕ら一般人の耳にその違いを判別することはできません。
なので今回のAirPods Proはオーディオメーカーとしてではなく、iPhone等のアクセサリとして必要な進化を遂げたと言えると思います。
購入の際にこの記事がお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
他にもApple製品に関する記事を投稿しておりますので、そちらもご覧ください。
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