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ギタリスト1年目の教科書〜ピッキング精度向上の練習~

こんにちは、ギタリストのYamatoです。

今回はコードストローク以外の単音で弾く必要がある場合の時に、弾きたい弦を正確に弾けるようになるための練習方法です。

『コードストローク以外』と書きましたが、実際はアルペジオや5本以下の弦を鳴らすコードの時も【必要な分だけピックを弦に当てる】という技術を身に着ければ、よりスムーズな演奏にもつながるので是非習得しましょう!

・EX-1

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ピッキングの精度を上げるためには、両手を動かすようなコードフォームでのアルペジオだと、どうしても意識が分散してしまいます。
なのでまずはこの譜面の様に、シンプルなフィンガリングでピッキングに多くの集中力を向けることが大切です。
※と言っても前回の様に5fを1本指でバレーせず、人差し指と中指を交互に使うフィンガリングでおこなってみましょう。

ここで大切なポイントは
①メトロノームが鳴るタイミングはすべてダウンピッキング。
②低い音から高い音に行く時に、間にある弦を弾かないように。
この2点を踏まえて【右手をどう動かせば何弦にピッキングできるか】と言う感覚を意識してみましょう。

・EX-2

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先程「ピッキング精度を上げる練習のフィンガリングはシンプルに」と記載しましたが、こちらは少しフィンガリングも重要になってきます…?
※フィンガリングパターンはシンプルなので『シンプル枠』とさせてください!w

こういったパターンのアルペジオは良く見受けられると思いますが、その際のピッキングパターンがダウンオンリーやアップオンリーで、弦をなでるようなピッキングでアルペジオをおこなう事が多いかと思います。

しかし、今回はオルタネイトピッキングで各弦を弾いていくことにより、今後複雑なアルペジオパターンが来ても、すぐに対応出来るような基礎技術の底上げをすることが目的です。
なので、しっかりオルタネイトピッキングが出来ているかを意識しながら練習してみましょう。

これも先程のEX-1で養った【右手をどう動かせば何弦にピッキングできるか】を駆使して、多少左手に意識を向ける事の練習にもなります。
なのでEX-1でしっかりと右手の動きをつかんでから、こちらの練習に移行してみて下さい!

・最後に

今回もシンプル&地味な練習方法ですが、左右の手が別の動きを強いられている特性上、どちらかの手に意識を向けると反対の手がミスしてしまう事が多いと思います。
この左右別々の動きを連動させる練習法ばかりだとミスが多発してしまうし、どちらの手に原因があるのか判断が付きにくいこともあります。

なので『まずはどちらかの手(今回はピッキング)を仕上げてから、もう片方の手を少し複雑にして動きを連動させる』と言うのが非常に重要になってきます。

さすがにこの練習だけを毎日何時間もやりましょうというと、苦痛以外の何物でもないと思いますので、普段やられている練習前にウォーミングアップとして10分前後取り入れていただけると、その後の練習効果も高まると思いますので、ぜひお試しください。

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