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ギタリストにオススメの健康器具?

こんにちは、ギタリストのYamatoです。
今回は便利アイテムと言うか前回ご紹介したアイテムのように《保険的》なアイテムとなっています。

ギタリストの多くが気にするであろう怪我や病気といえば、多分『腱鞘炎』が真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか?
私は腱鞘炎になる程追い込んだ練習をしていない()のですが、重たいものをもったりして手首の捻挫的なことは何度かあります…

ギターの練習をする際に余分な力が入っていて(それが悪い事ではない)、尚且つ関節等体に負担のかかるフォームで練習を続けた場合上達を実感する前に故障が先に来てしまいます。

そうなる前に余分に負荷がかからないようなフォームで練習ができ、万が一不調が出た場合でも少しでも回復を早く出来るアイテムをご紹介いたします!

※前回の記事はこちら

・手首サポーター(フィンガリング関節の保護)

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https://amzn.to/2JjbuPs

特にギターに特化したわけでもない、何の変哲もない汎用手首用サポーターです…w
しかし、主に左(フィンガリングする側の)手首にちょうど良い感じの窮屈さが生まれます。

例えばバレーコードだと「各指を開きつつ複数の弦をしっかりと押さえなくてはいけない」という意識から『手首が無理な方向に曲がった状態で関節に相当な負荷』が掛かってしまいます。

そんな状態で練習を続けていたらコードが弾けるようになるのと怪我をするのだと、どっちが先に訪れるか容易に想像できますよね?

そこでこのサポーターを付けることによって、手首があらぬ方向に曲がらないよう、いい感じに手首が固定されます。
この固定が窮屈に感じると思いますが、窮屈な中で手首以外の関節も駆使して、しっかりとコードを押さえれるポジションを探してみてください。

また腱鞘炎等の故障を起こしてしまった場合、基本的に動かさないのが最速の回復方法なんですが、ギターを弾かないにしても日常生活を送る上で手首を全く動かさないのは困難だと思います。
そこでサポーターを付ける事により関節へのダメージを軽減してくれます。
※コレが一般的な手首サポーターの使い方です()

特にメジャーなスポーツメーカーや医療メーカーの物でなくとも、ある程度手首が固定される物なら大抵はギター練習にも効果的だと思います。
が、手袋の指先切りました!みたいなタイプの物だと、サイズの違いによってうまく固定できなかったり、締め付けがきつく手首から先がうっ血してしまうので商品リンクの様な、巻き付けてマジックテープで固定するタイプの物をお勧めします。

・肘サポーター(ピッキング関節の保護)

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こちらもどちらかと言えばスポーツ用品ですが、大きな軌道を描き素早いピッキングを必要とするコードストローク・カッティングを行う際に、予期せぬ肘の負傷リスクが減りますし「ちょっと肘に違和感があるかも?」という時に着用すれば悪化のリスクも軽減できます。

特に座って右太もも(左利きなら左太もも)にギターを乗せていると、肘を必要以上に曲げる必要があり関節に余計な負荷がかかりやすいので、座って弾く方や立って弾く時のストラップが短い方なんかは、負傷リスク軽減の保険として1つ持っておいても損はないかと思います。

ピッキングする方の手首にも先程のサポーターを付けれればより安心感があるのですが、ブリッジミュートの際にサポーターの厚みで距離感が変わったり、そもそもブリッジミュートがやりずらかったりするので、ピッキング側の手首はサイズ感を入念に調べて手袋の指先切りました!みたいなタイプの物の方が演奏しやすいのでは?と思います。
※手袋タイプの物ついては実際使ったことがないですが「手首が痛い!けどピッキング練習するんや!」という超ストイックな方向けですが、安静にすることも上達への一歩という事も記載しておきます。

・親指サポーター(ピッキング関節の保護)

親指サポーター

ピッキングをする際に親指の稼働を駆使している方だとこれもあるとすごく助かります。
実際私もある日突然親指の付け根に痛みが急に出てきてギターを弾くのが困難な時もありました…

ピッキングを指関節の駆動を前提にしていたこと&親指が反りすぎていたことが原因だと思いますが、突然来たのでものすごく焦りました。
※およそ9か月たった今では痛みや違和感はなく、ピッキングの駆動方式(?)を少し変えたので再発もなくいい感じにギター生活を過ごせています。

また、片手でスマホ操作をしがちだったのでフリック操作等で疲労が蓄積されていたのも原因の一つだと思ったので、100均のスマホリングを取り付けました。
最近のスマホは大きくなっているので(それでも私はiPhone7です…w)同じように手の小さい・指の短い方は保険が100円で買えるなら買っておいて損はないと思います(スマホの予期せぬ落下も防げますし)。
※リング有り・無しだと親指の自由度が格段に違いました。

・ストラップ(フィンガリング関節&ピッキング関節の保護)

ストラップ

やっとギター用アイテムの登場です…w
座って弾いているとどうしてもギターシェイプ・重量バランス・座っている時の太ももの角度によっては非常に負荷がかかっていることが多いです。

ストラップを短めに取り付けて座った時と立った時で同じ位置にしてあげると「家ではできたのに、スタジオやライブハウスだとうまくいかない…」という事態も避けることができますしお勧めです。
ただし、ロック系やメタル系などのアグレッシブな方々は「ギターの一高いと見た目がダセェw」という意見も出てきそうですが、私も同じように思うところではありますが「見た目vs演奏精度」どちらに比重を置くかによっても変わってくるかと思います。

個人的にレスポール系のギターは座って弾くとボディがずり落ちないようにヘッドを下げ気味にしたり、抱え込むような姿勢になるので両腕&背中&腰と上半身のほとんどの関節に負荷がかかっているのでは?と思うくらいに窮屈です(レスポールユーザーの方々申し訳ないです…ッ!!)

それとこれは見た目同様それぞれの好みで左右されるかと思いますが、滑りにくい素材のストラップのほうが構えたギターが安定して「フィンガリング&ピッキング以外のギターがズレないように支える力がなくなる」のはフィジカル的にもメンタル的にもかなり効果は高いのでお勧めです。

傾向としてはお手軽価格のナイロン系素材は滑りやすいがミリ単位で長さの調節ができる機構、ピンキリだけど比較的高めなレザー系素材はナイロン系より滑りにくいが数センチ単位のざっくりとした調整しかできない機構。
そして張り付けた商品リンクの素材のようなコットン系・ベロア系・クッションパッド入り等も滑りにくいかつ、ミリ単位での調節ができる機構でレザー系より少しお手軽価格なものが多いです。
(市販ストラップに対する独断と偏見~鈴木大和著書???~)

・ストラップ環境補助アイテム

足代

ストラップをおすすめした直後ですが、ストラップはストラップで肩に負荷がかかってくるので今度は肩凝りに悩まされてしまいます。
※余談ですがもやし体形の私はギターを弾き続けてたら、僧帽筋(?)が左肩だけ発達しましたw

そんな「肩の調子がよろしくないかな~?」という方はこちらのフットレスト(踏み台)を併用し
・ストラップのみ
・ストラップ&踏み台同時使用
・踏み台のみ
みたいなローテーションをすることで体への負担が分散されると思うので、こちらも備えあれば患い(憂い)なしアイテムです。

フットレストも踏む面に角度が付いているもの/付いていないものがあるので、好みがあるでしょうが私はリンク先の商品のように角度付きのほうが好きです。
※角度無しの地面とほぼ水平な面だと、ほんの少し足だけ前のめりになる感覚がするので…

角度無しでも問題ない方は分厚いタウンページや広辞苑などの本類や、エフェクターケースを踏み台にするのもお手軽代用品として利用することができるので、お手すきの際に一度お試しください。

・最後に

ふと踏み台の事書いてる時に「踏み台に足つぼ刺激のやーつ乗せたらもっと健康になるのでは…?」とよからぬ疑問が浮かんだので、もしかしたら試すかもしれませんw

そんなことはさておき、ギターを末永く楽しむためには技術や知識を磨くだけではなく、健康であるというのも非常に大切であるし大変な問題だとここ数年ヒシヒシと感じております。

こんなことを言うと諸先輩方からは「テメーまだ若いだろうが!!」と回転の効いた右ストレートをもらいそうですが、加齢を感じる前からでもフィジカル面の健康を維持しておけばメンタル面の健康にもつながりますので、今回ご紹介したアイテム等で故障・負傷リスクを軽減していただけると幸いです。

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2020年11月現在、私はオンラインがメインですが個人レッスンを行っており、対面レッスンは開始するために感染症対策をはじめいろいろと計画を練っております。
もしよろしければ一度ご相談だけでもいただければ幸いです。

実施しているレッスンの詳細はこちらをご参照ください。

それと「こいつのレッスンだと不安だな…」とお考えの方は、小林信一さんが運営しているONLINE MUSIC DOJO内で、私も所属している全国ONLINE GUITAR LESSONには様々な先生がいらっしゃるので、気になる先生を探してみるのも良いかと思います。

2020年10月から、Twitterにてフレーズリレーという企画が開催されたので、「#MusicDOJO #ギター講師リレー #StayGuitarHome 」で検索していただけると各先生の特色が分かるかと思いますので、ぜひ一度検索してみて下さい!

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