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ゴルフスイングはパズルのようなもの

ゴルフスイングの構成要素

ゴルフスイングはとても多くの要素から構成される。
スタンス
グリップ
アドレス
テイクバック
前後左右の荷重移動
スイング軌道
その他諸々
細分化すればきりがない

一つ一つの構成要素をパズルのピースと考えるとそれぞれが嵌った時にパズル(スイング)が完成する。

パズル(スイング)の難易度

極端な例えになるが、トッププロのスイングは何千ピースもある高難易度のパズルで、100切りを目指すアマチュアは30ピース位だと勝手に解釈している。
求めるレベルが高いとパズルの難易度も上がっていく。

運動神経やセンスの良い人はそれぞれのピースの精度が高く、上手く嵌って飛んで曲がらないきれいなフォームであっという間に100切り(下手したらシングル)達成してしまう。

その点、私のようなセンスもなく年に数回しかラウンドもしないアマチュアゴルファーはスイングの構成要素それぞれの精度が低い。
その為、パズルのピースが合わなかったりそもそもピースが足りないのでいつまで経ってもパズルが完成しない。
結局、穴の開いた不格好なパズル(スイング)で右へ左へ球が散らかってしまう。

パズル(スイング)を完成させる為には

しかし、少しでも上手くなるためには試行錯誤を重ねてパズルのピースを修正し、合わせ、足りないピースを見つけるしかない。
スタンスやグリップを見直し、スイングが安定するように体幹を鍛え、過度なフェース開閉をしないように手首の教育をする。それぞれのピースを一つずつ自分のものにしていく事が大切だろう。
結果が出るのは時間が掛かるが、パズルが完成した時にブレイクスルーが起こる。

その快感を知るとゴルフが面白くてたまらなくなる。

ブレイクスルーには大小あるが
・空振りしなくなる
・大スライスからドローボールが打てるようになる
・OB製造機だったドライバーで一つもOBが出ない日が来た
・アプローチで狙ったところに落とせるようになった
・練習場の看板に狙って当たるようになった
など、自分が成長出来たと実感できる事は大人になってなかなか味わえるものではない。

今皆さんが取り組んでいる練習はきっと無駄にならない。
合わないピースがいつか嵌まり、足りないピースが見つかった時、ボールが気持ち良く飛んでいくはず。
練習は地道にパズルを完成させるためにきっと必要となる。

学び、習得する快感については幸田露伴「悦楽」を読んで頂きたい。

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