「生き方」から学ぶ30代のスタート

先日、自宅の本棚から稲森和夫さんの名著「生き方」を久しぶりに手に取りました。

と言うのも、先日転職をしてそして30歳の新たなスタートとして、もう一度初心にかえるつもりで思いついた行動が、この本をもう一度読むということでした。

初めて読んだのが恐らく社会人2年目ぐらいだったので、6年ぶりくらいに手に取りました。(6年も前なのでどんな内容であったか恥ずかしながら覚えていませんでした…)

結論、30歳の新たなスタートに向けて非常に学びが多く、覚悟を決めれられた時間となりました。

「自分と向き合う」「まずは目の前のことに必死になってみる」「魂を燃やせ」こんなメッセージを私は強く受け取りました。

この本の冒頭にもあるように、

混迷の時代だからこそ「生き方」を問い直す  "私たちはいま、混迷を極め、先行きの見えない「不安の時代」を生きています。中略 そういう時代にもっとも必要なのは、「人間は何のために生きるのか」という根本的な問いではないかと思います。


日本は、物も情報も豊富にあり、GDP世界3位、経済大国でありながら20代・30代の死因第1位は自殺という現実。

先進国の中でも、圧倒的に心が貧しい国であるという事実をニュースや本など様々なところで目にする機会が多く、他人事ではないとこのところ実感しています。

そんな思いの中本書を読み、改めてこれからの日本を支えていく30歳の1人の日本人として、「誠実に生きること」「仕事を通して働くことで自分の魂を磨いていくこと」を問いただされ、決断、覚悟を持たされた1冊となりました。

必ずしもこの本が全員に刺さるものではないと思いますが、他人任せではなく、自分の生きていく国のために自分が今何が出来るのか?を危機意識を持って行動するべきだと感じました。

だからこそ、この30歳というタイミング、転職をしたタイミングでもう一度初心に帰り誠実に生きることを決断できた1冊となりました。

ここから新たなスタートとして、30代駆け抜けていきます。



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