週報(8/22-8/27) 韓国研究滞在その1

今日で韓国に入国してから1週間が経つので備忘録.

一言でいえば
めっちゃドタバタしてた.もっとカルチャーショックがあるかと思ったら案外日本と近いところも多くて安心感を得た.

8/22 
渡航の日.朝,成田エクスプレスで空港へ向かう.この頃海外渡航が色々と緩和されてはいるが,やはりコロナ前のような空港の活気は全然なかった.
ティーウェイ航空の飛行機に乗って2時間ちょっとで仁川まで.実は1月に行った沖縄よりも短い.(沖縄は3時間半)

14時,無事到着.
空港では噂に聞いていた韓国の各種サービスの対応の大雑把さを初めて目の当たりにした.日本みたいに「こんにちは,どうぞ〜」だの「ありがとうございました〜いってらっしゃいませ〜」だのといちいち挨拶したりとかはしない.戸惑ったがこれはこれでアリと割とすんなり受け入れた.

韓国では入国後1日以内にPCRが必須で,空港の検査センターに行くも,「君長期滞在だから住むとこの保健所行ってね〜バイバ〜イw」と軽くあしらわれ,次の日に受けることにした.のちに陰性だとわかったからいいものの,これでいいんかとなった.日本の用心さというのは世界に誇るべきものなのかもと思った.(?)

途中で俺たちのバーキンを食べつつ,20時に滞在するホテル,Incheon Song-do Central Park hotelに到着.
空港から送迎バスが出ると聞いたものの,コロナのせいで運休.電車を使った.遠回りとなるのでめちゃ時間がかかった.

Song-doに到着.ここは私が9月の国際会議で発表する場所である.雰囲気でいえば横浜のみなとみないが近い.

夜で車の通りも少ないからなのか,パリピたちが謎のめちゃくちゃスピードの出るキックボードに乗って車道を暴れ回っていたのが印象的だった.

ホテルは星4なだけあってとてもよかった.ベッドの質も良かった.
そのおかげか知らんが,ずっと険悪になっていた人物と和解する夢を見た気がした.

8/23

PCRテストを受けるべく滞在先のあるテジョンまでKTXで移動.もし陽性だったらと気が気でなかった.
KTXは新幹線というよりはNEXや東海道線の踊り子の方が近かった.1時間ちょいでソウルからテジョンに到着.すごい雨が降っていた.
現地の学生の車に乗せてもらい,検査所へ.検査を受ける.予想していたよりもはるかに奥に綿棒を突っ込まれた.めちゃくちゃ痛かった.

その日のうちにKAISTへ移動.その研究室でPIをやっている共同研究者の先生との物理的な初対面.感動の瞬間だった.
KAISTの学生証ももらい,研究室へ.



研究室には10人くらいの学生がいて,とても温かく歓迎していただいた.
中には日本語を少し話せるメンバーから,過去に日本で働いていてネイティブレベルにペラペラなメンバーもいて,びっくりした.
その日には先生と,私と近い研究をやっている学生等と一緒にタッカルビを食べた.私は辛いものが苦手だが,そのタッカルビはとても美味しかった.


8/24

この日は溜まった疲れを取るために,家が決まるまでの一時的なAirbnbの部屋でほぼほぼ寝ていた.
韓国滞在中は水・日と土午後は何もしない休日にして,週休2.5日にしてもいいかもしれない.

8/25

家探しを現地の学生とした.彼はアメリカに住んでいたり,狩猟免許を持っていたりと色々とイカしたナイスガイである.
彼と,彼がよく知るアパートの管理人さんに色々お世話になり,すんなりと住む部屋が決まった.管理人さんは英語堪能で,その姪は九州大学へ留学経験があったりと,いろいろと親近感が湧いた.とても優しくしてくれてありがたかった.
道中,いろんな話をした.特に印象的だったのが,彼は日本人の現地人にお世話になったらしく,日本語のいわゆるスラングをかなり知っていたのでそれで盛り上がった.ここに書けるほどの綺麗な内容ではないため省略する.

8/26

家に入居.管理人さんが家具や生活必需品諸々を全て用意してくれた.ありがたい.
ソガン大学から滞在先研究室のOBで教員をされているかたが講演にいらっしゃっていて,彼の学生も含めPIZZA PARTYをした.ソガン大学でバンドをやっている学生と仲良くなった.私がコピバンでX JAPANのボーカルをしていたことを話したらとても驚いていた.
ソガン大,KAIST,両方のメンバーと楽しくワイワイ話した.韓国のドクター事情の話にもなり,色んなことを知った.酒が入っていたので細かくは覚えていないが,どうやらトータルで見ればそんなに日本と変わらず,韓国の方がいい面も,悪い面もあり,一長一短だなと感じた.

8/27
ロッテリアでプルコギバーガーを買った.おいしかった.

以上.ようやく腰を据えて研究に取り組めそう.生活基盤もnot badという感じで,ここで研究を加速させたい所存である.