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父からの愛情のかたち


小さい頃から親父に頭を撫でられていた。

いつしか物心ついた頃には、頭を撫でられると「嫌だ」と反抗していた。

野球小僧であった僕の坊主頭は撫でやすかっただろうか。

坊主頭は撫でたくなる。

その気持ちは大いに分かる。

けれども、今この歳になって、愛おしさで撫でたいときが多いことが分かる。

親に愛されていたのだろうと、しみじみと感じるのだ。

撫でられていたのは、坊主頭というだけではない。

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