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和尚のつぶやき #283(考えることを怠けない)

人間は考える葦であると
言われるように
考える力を持っています
これにはいい面も悪い面もあり
じっくり考える
熟慮する
考え深いなど
考えることのいい点を表す言葉です
逆に、考え過ぎ
下手な考え休むに似たりなど
考えることの悪い面を表します
いずれにしても
人間は考える動物であることは
間違いありません
意識するにせよ
意識しないにせよ
常に考えています

自分の考える力と
どう付き合っていくかは
自分次第です
誰しもいい面と悪い面の
両方の狭間で考えています
名案がうまく浮かぶこともあれば
考えが進まないこともあります
そういう意味では
考えることは面倒くさいことです
ただ考えずに行動すると
騙されたり、洗脳されたりします
考えることが自分を守る
防波堤になっています
考えても、すぐに正解が
浮かぶわけではありませんが
そこは辛抱強く
考え抜くことが大切です
自然と名案が
浮かんでくることもあります

考えるとは忍耐であると言っても
いいかもしれません
あせらずに
じっくり考える癖をつけ
まわりの騒音に惑わされないこと
今は様々な情報が
簡単に手に入りますが
どれも真偽の実態はわかりません
ここで自分の考えると言う
フィルターを通すことで
少なからず濾過できます
そんなうまい話があるわけない
そんな一方的な理屈はおかしい
それは発信者のエゴでしかない
それは利害関係者の
思いを汲んだ意見だ
どう考えてもおかしいな
などなど、考えていけば
情報を巧妙に包み込んだ
ベールが剥がれていきます
考えて行動する
この繰り返しで
自分の人生は作られていきます
私たちは考えることを
怠けてはなりません
考え抜いて、自分の信念に
問いかければ
本当の答えがみつかるのでは
ないかと思います

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