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自分作り #37

自分を作りあげる

物作り、人作りと言う言葉
がありますが、
人作りとしての、自分作りに
ついて考えてみます。

人作りは人材を養成することですが、
私にとっての自分とは人材ではなく、
他には替えのきかない命そのものです。

自分を役に立つ人材として
捉えることもありますが、
それは、あくまでも一側面であり、
自分のすべてではありません。

進学に必要な受験勉強をする、
就職に必要な資格の勉強を
するなど、社会から求められる
ことを学ぶことは、
自分を人材育成していると
言うことになります。

しかし、社会から求められるものは、
時代とともに変化して行き、
自分の本質を成すものではなく、
これも能力の枝葉の部分に
過ぎないのです。

裸の上からまとっている
洋服のようなもので、
社会生活を営むために、
必要なものです。

学校の勉強だけでなく、
様々な経験を通して、
力をつけていくことが
自分自身を作ることになります。
それは、食事で栄養を摂った上で、
運動をしてしっかりした
体と体力をつけていくのと
同じです。

なりたい自分

自分をどう作っていくかは、
自分が一番よくわかっている
はずですが、親の願いであったり、
まわりの期待であったり、
別の思惑が影響することも
多いと思います。

しかし、自分の思いと
一致しない時は、
本人にとっては、
とても辛いものとなります。
だからこそ、
なりたい自分、そうありたい自分
脇に置かないで、
正面に置いて、
しっかりと見つめてください。

自分の思うように
自分を作り上げてください。
私の作者は、私です。
自分の納得の行く人生
作るためには、
まず、自分を思うように
作り上げなければ始まりません。
そんなことできないやと
言う前に、自分に対し、
人の期待より自分の期待
かけてください。

私のためのわたし

私は、誰のためでもない、
わたしのために生まれてきました。
自分自身が
この世界でチャレンジするため、
この世界で新たな自分を作り
上げるために生まれてきました。

そのチャレンジの内容に、
様々な形はありますが、
いずれも、自分自身の課題であり、
人から与えられるようなものでは
ありません。

常に、私が決定者であり、
最終責任者
です。
自分の人生のすべての
責任を負っています。

だからこそ、後悔のないように
すべきなのです。
死ぬ前に後悔して、
いったい誰を責めますか?
もはや、自責の念に
囚われるしかないのです。
まったく無駄なことです。

自分の思う自分になること、
これをおいて他に
やることはありません。

思う自分だからこそ、
思ったことができる。
今の自分が思う自分じゃない
と言うなら、
思うように変えましょう。
まだ、遅くはありません。
今、気付けばいいのです。
オンリーワンとは、
このことではないでしょうか。
(和尚の独り言)

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