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入も大事だが出はもっと大事 #95

入と出を考えた時
色々な場面が思い浮かびます。
呼吸の吸うと吐く
栄養の摂取と排出
お金の収入と支出
知識のインプットとアウトプット
などです。

呼吸で言うと、
浅く、回数が多いと
しっかりと酸素が取り込めません。
吸うことばかりに意識を向けずに
しっかりと吐ききることが大切です。

食事も栄養を取ることばかりでなく
何を取らないか、どう排出するかが
大切で、便秘による腸内環境の悪化は
体全体に影響します。

お金も稼ぐことばかり考えていても
どう使うかを考えることは、
それ以上に大切です。
無駄使いは、家計の破綻を招きます。
ただ稼ぐだけで、使う時間も使い道
もないのも、本末転倒です。
老後に使える使い道は、
かなり、狭くなります。

知識も詰め込めばいいという
ことではなく、知識を使う場所
が大切です。
知識をアウトプットする場所
が生きた知識の使い場所です。

学校教育でも、子どもたちの
人生が豊かになる知識の伝授
が大切で、知識のための知識
の伝授はほどほどにしないと
いけないのではと思います。
漢字、英単語、公式、用語の
詰め込みで、子どもたちは
いっぱいいっぱいです。

教える側もわかっていての
ことでしょうが、
学びの基本となる子どもたちの
知的好奇心を呼び起こすような
教育が不可欠だと思います。
自分の知識を使って、
自分の人生やまわりの人たちを
幸せにするアウトプットは
素晴らしいと思います。

高校生がアルバイトをすることで
経験し、学ぶことは、
自分の持っているスキルや
考えをアウトプットできる
貴重な機会だと思います。
また、高校生に貴重な機会を
提供している企業にとっても
重要な社会貢献だとも考えます。
働くことの厳しさ、お金を稼ぐ
ことの大切さを身をもって知る
いい機会です。

いずれも、取り入れる方ばかりに
気が向いてしまい、
出すことの意味が軽んじられて
いるように思います。
情報過多の時代にあって
無造作に取り入れるのではなく、
よく噛んで、摂りすぎに注意し
自分を整えて、アウトプットしたいと
思います。
(和尚の独り言)


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