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和尚のつぶやき #363(コミュニティーの力)

私たちは職場をはじめ
様々なコミュニティーに所属し
その一員として
日々を過ごしています
家族もコミュニティーの一つで
夫婦、親子、兄弟姉妹の形で
関係性が作られます
家族によって
その関係性も様々です
職場も同じで
家族経営、中小企業、大企業と
大きさや形によって違います
ただ、どんなに大きな組織でも
一人の人間が基本で
後は数の違いです
コミュニティーの大きさは違えども
そこに所属する人間が
コミュニティーを作っていることに
変わりはありません

コミュニティーを言い換えると
ひとつの村社会と言えます
人間が集まれば村ができ
村内でのつながりが重視され
村外の人間はよそ者とされます
これは人間の性のようなもので
身内かそうでないかと言う
峻別がなされます
うちの会社と言う感覚です
コミュニティーなしで
内外すべてをフラットにと言うのは
無理な話で現実的ではありません

コミュニティーの中で
人に助けてもらいながら
自分も人を助けて行く
相互扶助のような関係で
村を作っていきます
普段からお互いが貢献し合い
助け合っていくことで
信頼関係が生まれていきます
急に仲間になって
信頼してよと言っても
仲間にさえなれません
コミュニティーの一員として
認めてもらうためには
時間と労力が必要です
それは時間をかけて
全員が汗をかいて
積み上げてきたものが
土台となっているからです
能力があろうがなかろうが
そんなことは関係ありません
コミュニティーにとっては
傲慢なよそ者です
コミュニティーの力を
決してなめてはいけません










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