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久しぶりにBUMP OF CHICKEN聴いたら涙が溢れた

お元気様です!


1月2日の出来事。 

僕は宇宙一のカミさんの実家でまったり正月を過ごしていた。


11時半くらいになり、早めの昼食が出たくらいでつけていたテレビのCM中に懐かしいメロディーが耳に入ってきた。


BUMP OF CHICKENの「Stage of the ground」だった。

後になって知ったのだが


サッポロビールのCM「第98回箱根駅伝 4年生力篇」にこの曲が使用されたのである。

このCMは1月2日(日)と3日(月)の日本テレビ系「第98回東京箱根間往復大学駅伝競走」の番組内で放送され、絆やチームワークによって大きな力が生まれる大学駅伝の要となる最上級生に焦点を当て、最後の箱根路に挑む選手を応援する内容となっているらしい!(ググった)


そしてはっきりとは覚えてないが


そのCMと曲が物凄くマッチしていてノスタルジックな気分になった。


僕はこの「Stage of the ground」という曲を高校1年の夏から約3年間、当時持っていたMDプレーヤーでひたすら流して聴きまくっていたからだ。


高校生の時はひたすらラグビーに明け暮れていた。


ちなみに中学時代は卓球部に入り、3年間遊び半分でやりながら過ごしていた。(自分で言うのもなんだがソコソコ上手かった)



そして、高校に入学して部活動紹介が終わった日の放課後、


ラグビー部の先輩たちが一年生の廊下の端っこからどんどん部活の勧誘をしていた。


その時、僕は思った。


『拉致される』




理由は簡単。
僕の体格が大きかったから。笑


ラグビー部の先輩たちはとにかく大きな人たちには特に目を光らせて声をかけていた。

どうにか逃げ道を探したがまだ入学初日の青二才には右も左もわからず逃げた先は行き止まり。


無事、先輩達に勧誘。

ここから先輩達の【学生版マルチ商法】が始まる。

先輩A『君体格いいねぇ〜!ちょっとグラウンドまで来なよ!』

先輩B『そうそう!ボール触るだけでもいいからさ!』



お願いを断りづらい性格だった僕は
『いや、ちょっと……』と答えるのが精一杯だった。


そして150回くらい『まぁまぁ』と背中を強制的に押されながら


その後着なれない体操服を着せられ……

気がつけばグラウンドに立っていた。


周りを見渡せば僕と同じ被害者の新入生が20人くらいいた。

だけどその時初めて楕円形のボールを触った時の衝撃は忘れない。



その日からラグビー部に仮入部したのだが1つ引っかかる事があった。

それは、僕の兄の存在。



2個上の兄と同じ高校に入学した僕は当時15歳にして兄と絶縁の状態だった。(その成り行きは書くと長くなりそうなのでまた今度書くことにする)

そして仮入部して3日くらい経った日の事。


家に帰るとお母さんが僕に言った。

『アンタほんとにラグビーする気ね?お兄ちゃんが言いよったけどここのラグビー部は練習めちゃくちゃキツいらしいよ?』



それを言われた僕は少し弱気になったが、その直後に母が言った言葉が今でも忘れられない。



『お兄ちゃんがアイツ(僕)じゃ絶対ムリやろ。途中で絶対辞めるばい!って言い寄ったよ』

烈火の如く怒りを覚えた。


兄は心配して言ったのかそれとも挑発して言ったのか分からないが、当時ガキで考えが浅かった僕は後者の方だと捉えた。


そして兄の言った通り練習はあり得ないくらいキツかった。


ホントに死ぬんじゃないかと思ったこともあったし精神的にも辛かったし痛かったし何度も挫折しそうになった。

だけど結果的には得た物の方が圧倒的に大きかった。


最高の仲間たちに出会えたことである。共に歩み、共に笑い、共に泣き、共に成長し合い、共に濃い時間を過ごしてきた。


その深い関係は今となっても続いている。



そして、当時の高校時代の記憶が今2022年の駅伝CMで呼び覚まされ、それを見た僕は6秒で涙が溢れた。(ノンフィクション)


CM直後、速攻で曲をダウンロード



その後、車の中で曲を流し歌いながら一人号泣。笑


それくらい思い入れのある曲だった。僕にとって間違いなく魂の震える曲だ。



今年またこの曲を聴いたことによって、あの時の熱い気持ちが甦り


“日々を全力で挑戦し続けなければ!”


と一人勝手に燃えています(ただの変態)



なので!

今年は昔あった熱い気持ちを借りて、全力で生きます!!😁👍🌈


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