〜時間よ止まれ〜3
幸子の母、一花は55歳、、
私にとっては唯一の姉である。
彼女は、私が代表を務める会社の
総務、経理業務をひとりでこなしている。
幸子を施設のお迎えに見送ってから
出社し、幸子が帰ってくる夕方まで
日々、仕事に邁進してきた。
実は一見、少ない時間に思えるが、
やはり、それなりの業務の量があるため、
夜に、幸子を寝かせてから
リモートで業務の続きを頑張っている。
彼女は会社にとって、
とても重要なポストである。
ある朝、、、少しバタバタとしながら
デスクワークをしている彼女が
私にこう言いました。
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