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0004_アクアリウム編003_水槽を考える02

水槽を買う決断はしましたが、ここでもう一つの悩み事が。

水槽をオーダーメイドするにあたり、オーバーフロー加工をするかどうかの選択が求められます。

オーバーフローとは、水槽の濾過方法の一つですが、
水槽の水質を高次元で一定化させて、魚や水草に快適に過ごしてもらうためには、水の濾過というのはかなり重要な部分を占めています。
で、代表的な濾過の方法には次のようなものがあります。

〇上部式フィルターによる濾過
〇底面フィルターによる濾過
〇外部フィルターによる濾過
〇オーバーフローによる濾過

それぞれの特徴やメリット・デメリットの説明はネットで調べたらすぐにわかるので、ここでは省略するとして、
一つお伝えする必要があるのは、上記の濾過方式のうち、オーバーフローだけが水槽の底に穴を開けるという細工がいるということです。

で、私としては、オーバーフローに強く惹かれるんですよ。

というのも、20年前に熱帯魚を飼っていたときは外部フィルターによる濾過をしてまして、その理由というのが、
「上部フィルターや底面フィルターよりも濾過能力が高く、掃除などの手入れも楽。」だと教えられたからなんですよ。
しかしふたを開けてみると、それでも割とこまめに掃除をする必要が・・・。

ただ、行きつけの熱帯魚専門店に行くと、水槽の数から言うといつもあくせく掃除をしなきゃならないだろうに、そんな素振りはなく、それでもいつも美しい状態に保たれている。
その理由を聞いたところ、
「オーバーフロー式の濾過にして、ろ材をこんだけ入れてたら、水質はそんなに悪くはならないよ。」
と言われ、濾過スペースを見せてもらったら、全水槽の体積の半分強のスペースで濾過をしていました。

そんな原体験があって、今回はオーバーフロー式にしたいと思うのですが、この場合、問題になるのは、「水草が育つか?」ということ。
オーバーフローの弱点として、水草の光合成に必要な水中のCO2濃度が薄いということがあります。
簡単に言うと、水槽の水が濾過槽に落ちるときにCO2が放出されることが原因らしいのですが、
「だったらCO2を添加すりゃいいじゃん!」
と高をくくってオーバーフロー水槽を買うことに決めます。
なぜなら、

水草が育たないことと水質の維持を天秤にかけたら、水質の維持が勝る。

本音は、上の文の「水質の維持」を「掃除の負担減」に置き換えてください。
要は怠けたいだけです。

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