ビタミンC -サプリと高濃度ビタミンC点滴-
初めましての方もそうでない方もこんにちは。
やま施術院代表の山本と申します。
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カラダは色々絡み合って作られている
主な生業は整体業。運動器（骨、関節、筋肉など）に働きかけることでカラダの調子を整えて良くしていくことです。
しかしながら人間のカラダは運動器だけで構成されているわけではなく、消化器・呼吸器・循環器などなど多くの組織が密に関連しあって構成されています。
実際、消化器系の問題で腰痛が起こる、循環器の問題で左の肩が痛むなど別の組織の問題が体表に起こることは多々あります。
そのため、昔から運動器へのアプローチ（整体や運動・トレーニング指導）以外に栄養面や心理面へのアプローチをできる範囲で行っています。
そのアプローチの方法も腸内環境検査をはじめとした最先端医療検査の推奨から日常的に気軽にできる・購入できるサプリメントの紹介などバラバラ。
もちろん、お金をかけてカラダを隅々まで検査した方が良いに決まっていますが、正直そこまで費用をかけることができない方もいます（僕も含め）。
というわけで最初は可能な限り「コストを抑えてできること」をお勧めすることが多いです。まずは導入として低価格帯のモノやサービスを試してみて、ご自身のカラダや健康に興味を持ってもらう。そこから他のサービスを試してみようという方へは別のものをお勧めします。
モノを購入するのと違ってサプリメントや医療サービスといった『形に残らないもの・効果が保証されていないもの』にお金を使うのに躊躇する方は多いかと思います。（健康は分かりやすく目に見えるわけではないですから）
そのため、可能な限り自分で試してみた結果を公表しています。
これを参考にして興味があれば問い合わせてもらえればお答えしますし、そうでなければそこまで。次回の僕のお試しを楽しみにしていてください（笑）
この試したモノやサービスに関しては当院で販売するものもあれば全く関係ないものもバラバラです。販売促進・営業利益だけを目的とする気は１ミリもなく、「みんなが調子良くなったら良いよね」と単純に考えているだけです。
今回は一度は聞いたことのある「ビタミンC」について現在わかっているその効能と試したサプリメントと自由診療について書きます。
ビタミンC
L-アスコルビン酸（アスコルビン酸）とも言います。
「酸っぱい味」「レモン」「疲労回復」などのフレーズとともに紹介されることが多いですね。本当はレモンの酸味はクエン酸によるものなんですが長くなるので割愛します。
そもそもビタミンとは？
【ビタミン】
生物の生存・生育に必要な栄養素のうち、炭水化物・タンパク質・脂質以外の有機化合物の総称
話がややそれますが、『ミネラル』はなんなの？となりますので追記
【ミネラル】
生体を構成する主要４元素（酸素：O、炭素：C、水素：H、窒素：N）以外のものの総称。無機質。例：カルシウム：Ca、鉄：Fe
となります。ビタミンは主要４元素で構成される有機化合物でそれ以外がミネラル（無機質）という分け方ですね。もちろん、どれも生存に必要なものではありますが分類を知っておいて損はないので書いておきました。
話を戻します。
ビタミンCはビタミンのうちの１種です。しかもヒトの場合体内で作り出すことができません。なので外部から取り入れる必要があります。
ビタミンCの役割
⑴抗酸化作用・・・活性酸素種（スーパーオキシド、過酸化水素、ヒドロキシラジカル、一重項酸素）の消去剤として働く
⑵アミノ酸・ホルモン代謝に関与
特に今回重要視するのが⑴の抗酸化作用。
老化を防ぐとか言われてますが、ざっくりと正解。老化＝酸化によるものが大きいのでそれを防げば若さを維持できる。そのままですね。
ちなみに赤ちゃんの体液は弱アルカリ性によっていますが、年齢を重ねると酸性に傾くようですね。尿で検査してみると良いですね。
で、ここからが伝えたい重要ポイント
ビタミンCは代謝過程で過酸化水素（活性酸素種の1つ）が発生します。
正常の細胞であればカタラーゼという酵素が中和することで細胞は維持できます。
しかし、がん細胞にはカタラーゼがないので細胞そのものが破壊されます。
つまりは天然の抗がん剤として機能する、ということです。
ビタミンCは天然の抗がん剤
ビタミンCサプリメント（粉末）とレビュー
抗酸化作用で老化も防ぐし、がんも防ぐ。めっちゃ良いですよね。しかも普通に薬店で買えます。
タブレット式よりも不純物少なめの粉末でダイレクトに摂れるので良いですね。製造特許も切れていて安く手に入るもの良い点。
今のところ1日3,000mg程度で摂取しています。元々大きく調子が悪いことはないのですがまずまずといった感じです。
今後、1日あたりの量を増減して様子を見てみたいと思います。
まずまずの効果しか感じられない理由としてはある問題があるから。
健康に効果的なビタミンCですがその問題とは
ビタミンCは水に溶けて熱に弱い
例えばキャベツ100gにはビタミンC41mgは含まれているのですが、茹でると17mgに減ります。また、粉末やサプリメントで摂取しても消化管を通過中に酸化してしまうので吸収される小腸にたどり着く頃には大部分は効果が無くなってしまうことも（例え、ビタミンC1000mg配合された黄色のドリンクを飲んでいても）
また、200mg /日までは吸収率90%ほどですが、1000mg /日以上になると50%程度と下がってしまいます。
しかし、上記の問題をクリアして大量のビタミンCを吸収しないと抗酸化作用が誘導できない。
これがサプリメントや粉末で摂取しても効果を実感しにくい理由なのかと。
そのため、自由診療の『高濃度ビタミンC点滴』を試しました。
高濃度ビタミンC点滴
【高濃度ビタミンC点滴】
高濃度ビタミンC点滴は、高濃度のビタミンCを静脈に点滴投与する治療法です。内服やサプリメントなどの経口摂取とは比べ物にならない高濃度のビタミンCを点滴し、血中のビタミンC濃度を上昇させることで、強力な抗酸化作用が得られ、疲労回復・免疫力の向上だけでなく、しわ・シミ・そばかす・美白・にきび・美肌効果など非常に幅広く高い効果が期待できる治療法です。
と、美容分野で取り上げられることが多いです。
金額も医院にもよりますが12.5gなら8,000円〜15,000円程度／回になります。
僕が受けたのは院の近く（徒歩6分！）の上記のクリニック。
最初は診察料や検査が必要なので上記料金に含めて10,000円〜15,000円ほどかかります。2回目からは再診料だけなので1,000〜3,000円程度。
具体的数字（税抜）KSDクリニックの場合
初回：初診料3,000円+高濃度ビタミンC点滴12.5ｇ8,000円+検査代10,000円抜)=21,000円
検査の結果問題が無ければ次回以降：再診料1,000円+高濃度ビタミンC点滴25ｇ12,000円=13,000円
やはり都心のクリニックに比べると安めの設定です。高尾最高か。
体感・結果
元々すごく疲労しているわけでもなかったので大きな変化は感じられなかった（もしくは量が少なかった）のですが、翌日やや肌の調子が良い気がしました。
一番の目的の抗ガン作用に関しては自覚はしないと思いますのでさておき、日常の疲労回復、特に激しいスポーツをする方や仕事が忙しい方にはお勧めできます。
なんでもナチュラルが健康なわけではなく、適度にケミカルも含めて整えていくのが現代社会の生き延び方だと思います。
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やま施術院 山本将也
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