見出し画像

『運動神経』なんてなくても大丈夫

はじめに

初めましての方もそうでない方もこんにちは。

やま施術院代表の山本と申します。

ーーーーーーーーーー

挑戦開始

簡潔に言うと『開業したいから支援してください!』というプロジェクトです。

現在、目標金額の45%、229,400円のご支援を頂いております。
ありがとうございます!あと少しで目標の50%、折り返し地点です。まだまだこれからです。
引き続きご支援お待ちしておりますのでぜひよろしくお願い致します。

ーーーーーーーーーー

『運動神経』の捉え方

久しぶりにトレイルランニングに関する記事を書いてみたいと思います。

とは言ってもトレイルランニングだけではなく、その他のスポーツ競技や健康そのものにも関連する内容なので走らない方もぜひご一読いただければ幸いです。

学生時代によく聞く『運動神経』

「あいつは運動神経がいい」
「運動神経がいいから脚が速い」
「な・・なんとゆうボール捌き・・・すごい運動神経の持ち主だっ!」

などと体育の授業や部活動での成績・活躍とともに引き合いに出されるこの言葉。(最後のを使う方はほぼいませんが)

冷静に考えると『運動神経ってなんだろう?』

脚が速い=運動神経が良い???

まず簡単に説明。
解剖学的な分類として神経にも色々名前がついています。
知覚神経、交感神経・副交感神経(合わせて自律神経)、そして運動神経とそれぞれの役割ごとに名前が付けられています。
その解剖学的分類から運動神経を説明すると

運動神経(うんどうしんけい、ラテン語: nervus motorius)とは、体や内臓の筋肉の動きを指令するために信号を伝える神経の総称である。頭部では脳神経、体部では脊髄神経として、中枢から離れて、 末梢に向かうので、遠心性神経という名称でも、呼ばれる。 by wikipedia

簡単に言うと筋肉や内臓を動かすための神経ですね。「動けー」と指令を出します。

画像1

その運動神経と脚が速いのは関係があるのか?
確かに関連はあります。正しく神経の刺激伝達が円滑に行われると筋肉がしっかりと収縮してそれが動作になり、走る、と言う行為になります。
そして、その刺激が無駄なく伝わることがそのまま無駄な力が入らず効率的な身体の動きになるのでそのままスピードとなります。その点はOKだと思います。

しかし、スポーツで活躍する選手がみんながみんな脚が速いわけではありません。
逆に言うと脚が速くなくても、身体的に恵まれていなくても(多くのスポーツでは身長と体重が大きい方が有利)活躍している選手は多くいます。

画像2

引き合いに出すまでもなくイニエスタも体格的には超普通ですが半端なく上手い。

なので最初に書いた

脚が速い=運動神経が良い

と言うのは間違ってはいませんが、完全正解ではありません。

では160kmの距離を走るウルトラランナーはどうだ?

画像3

トレイルランニングをしている方なら必ず聞くであろう最強山岳アスリートのキリアン・ジョルネ。トレイルランニング競技でも滅法速いんですが、山岳スキー競技もトップレベル。

これこそ「運動神経が良い」と言えますよね。
しかし、もしキリアンがサッカーをしたら活躍できるか?またはイニエスタがトレイルランニングをしたら活躍できるか?と問われたら難しいかと思います。
当然ですが、競技が違いますから。(それなりにはいけると思う)

どちらの選手も「運動神経が良い」と言われるレベルの選手でもその競技(動作と特性)によって結果が左右されます。

すなわち運動神経は先に述べた狭義の解剖学的分類のことを指しているのではなく、『その競技の適応力や動作の円滑さ』となります。

運動神経と競技力は別

少し長くなりましたが、その競技の特性に合わせた身体の使い方をすれば活躍できるようになる、と言うことです。

単純な競技ほど技術不要

サッカーならボールを足で扱う技術や視野、相手選手とのぶつかり合いで倒れないようにする身体の動かし方など多くの要素が組み込まれています。
そのため、多少身体的に恵まれていなくても「技術」でカバーすることができます。一般的な表現をすると運動神経が良い、よりかは『上手い』と言われることが多いと思います。

複雑になればなるほど技術でなんとかなる

反対に、マラソンや陸上競技ような同一動作の繰り返しを競うものであると『身体能力≒結果』になりやすいですね。

シンプルなスポーツほど競技技術(運動神経)が要らない

相手と直接的な競り合うこともなければ、視野の広さも手足の巧緻性も不要です。

今回はトレイルランニングに焦点を当てますが、これもマラソンの延長のようなもの(もちろん、気象を読んだりペースマネージメントという知能や経験はそれなりに必要)なので技術はさほど要りません。
最近ならば、元箱根駅伝ランナーがトレランのレースで優勝する、みたいなことが増えてますね。絶対的な走力(走るという動作の円滑さと有酸素能力)で勝てちゃうんですね。

もちろん、トレイルランニングならではの走り方、みたいなのはありますがロードと比べても微々たる変化です。サッカーと野球の違いに比べれば大したものではありません。

こう言った理由からトレイルランニングでは運動神経(という名がついた巧緻性や技術)は不要と言えます。

トレイルランニングは誰でもできる

その競技でトップクラスになりたいのであればそれ相応の練習や鍛錬・栄養管理などが必要ですが、健康維持や体型維持・ダイエット、気分転換、自分なりの目標達成(フルマラソンでサブ4とか)であれば上記の運動神経は不要です。栄養面も大体で大丈夫です。(暴飲暴食のレベルによる)

現に元々学生時代は体育が苦手だった方がトレランでは成績を残していたりしています。僕の場合もずっとサッカーをしていましたが弱小校でGKをしていたくらいなのでいわゆる運動神経が良いタイプではありません(体育の1500m走は下から2番目)。

そんなのでもおよそ200kmほどのトレイルランニングレースも完走しましたし、過去には小さなトライアスロンの大会で年代別で入賞できたりしています。

有酸素系の競技のほとんどは技術不要、相手選手とのいざこざ(ファールだとかなんだとかめんどくさい)もなく、自分一人でできる割にはコミュニティやグループも多くあるので適度に人付き合いが楽しめる。その他メリットは多々ありますが、「山を走るなんて考えられない!」と思う方にこそ、ちょっとした運動と非日常感を味わう【遊び】としてトレイルランニングを取り入れていただきたい。

その方の感じ方にもよりますが、初めてのトレイルランニングで「超楽しい」となる方もいますし、数回繰り返して「あ、なんか調子いいかも」と徐々に感じる方もいます。

健康面だとか、医学的側面とか考えるのを抜きにして走っている時、走り終わった時その時自分がどう感じているか?に注目してみるといいと思います。

あなたがトレイルランニングをしてみて「よくわかんないけどなんか気持ち良かった」と思っているだろうと僕は想像して楽しんでいます。

画像4

Don't think, Feel.

落ち着いたら、ぜひ。

ーーーーーーーーーーーー

やま施術院 山本将也

ーーーーーーーーーーーー

◇『ご支援よろしくお願いします!』挑戦中のクラウドファンディング↓

https://camp-fire.jp/projects/view/241625

◇WebSite↓

https://www.yamasejutsuin.com

◇Instagram↓

https://www.instagram.com/masasama385/

◇Facebook↓

https://www.facebook.com/yamasejutsuin/

※2020年6月東京都八王子市高尾町に実店舗開院(プレオープン)
現在は限定での施術予約・出張施術・イベント出展・セミナー開催などご要望に応じて承っております。お気軽にお問い合わせください。

今後もより良質な発信をしていくためのサポートをできる範囲でお願いします!